7888 三光合成(東2) 603円 -9円
第3四半期発表。売上7%増の437億円、営業益25%増19.9億円、経常11%増18.3億円、純益23%増13億円、一株純益51円で着地しました。第2四半期までの勢いから若干は減速したものの(第2四半期は営業益39%増)、それでも景気停滞の1~3月を(同社の場合は12~2月期)を好調に通過することに成功しました。文句なしです。また第2四半期発表時に続きまた本日合わせて5月通期の上方修正を発表しました。売上565→580億円(前期561億円)、営業益24→25億円(前期23.8億円)、経常22→23億円(前期22.5億円)、純益13→15億円(前期11.8億円)、一株純益51円→58円に修正。上々で文句なし。多分、1~3月期の景気減速を勘案して保守的に見積もったと思うので、わずかに上振れて更に着地はできると考えます。一株純資産は616円。配当は12円の予定。地域別セグメント状況は・・・・・①日本→車両向け金型は増収で、成形品は減収。売上は1%減180億円ながらインフレ傾向でコスト増となりセグメント益は32%減10.8億円。まだ値上げに国内は成功していないということでしょう。②欧州→車両用の内外装品部品好調。売上6%増64億円、セグメント益32%増6.4億円。文句なし。③アジア→タイで車両用の内外装品部品好調。売上11%増138億円、セグメント益5.5億円と黒字にⅤ字転換。④北米→車両金型好調。売上30%増53億円、セグメント益2%増1.7億円。⑤感想→日本国内の利益率が低下しているから満点ではないものの、国内も徐々に値上げが浸透して行き採算性回復すると思います。十分に合格点。売掛金も123億円で期末から2億円増。第2四半期の121億円からも同程度の売掛金を確保しているので、受注は好調と判断して良いはずです。このまま明日は新規もナンピンも本格買い強気買いと言いたいところですが、そのためには25日線643円を回復し切ることが必要。まだ打診買いからとし、645円から新規もナンピンも本格買い開始とします。665円の週足の完全陽転で完全に強気買い再開とします。もしも押すようなら3月安値553円に接近する場面を天与と判断してそこは強気買いとします。3/19(深押しで目標修正)2/21(目標修正)2/6(押したので目標修正)1/29(慎重な投資スタンスに転換へ・目標修正)1/15(目標修正)1/11(目標修正)1/10(上方修正の第2四半期・概況・セグメント状況・目標修正)12/18(目標修正)11/28(増配)11/21(目標修正)11/2(目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①690~710円(13週線回復・レシオ14倍)②760~770円(レシオ15倍強)③820~830円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①830~840円(今期EPS60円予想しレシオ14倍・2月高値849円)②900円(今期EPS60円予想しレシオ15倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①730~750円(日足の最後の抵抗線・レシオ13倍)②800~820円(レシオ14倍・2月上場来高値849円)③850~870円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①870~900円(レシオ15倍強)】とします。SP。