6440 JUKI(東1) 1492円 +14円

6440 JUKI(東1) 1492円 +14円

まだど底値。ただ25日線1491円を回復しかけています。しかしまだダメ。打診買い程度。本格的に買い場探しするには最低でも日足の陽転の1530円以上で引けてから。それを確認したら打診買いを開始して、1600円以上で引けてから強気買い開始とします。また1550円以上で心もち強気で買い場探しに転換ともしておきます。3/28(買い推奨開始・文句なし前期12月通期に対し大幅減益の今期予想・上方修正を予想・10%減益想定で目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1500~1550円(レシオ13倍)②1650~1700円(レシオ14倍)③1800円(レシオ15倍・週足完全陽転)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1800~1900円(今期EPS170円予想しレシオ11倍)②2000円(今期EPS170円予想しレシオ12倍)】は、短期目標①を視野にし始めたので早めに修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1550~1570円(レシオ13倍)②1670~1700円(レシオ14倍)③1800円(レシオ15倍・週足完全陽転)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1800~1900円(今期EPS170円予想しレシオ11倍)②2000円(今期EPS170円予想しレシオ12倍)】とします。第1四半期を確認後に正式に再設定します(上方修正期待が浮上すれば強気に再設定する予定です)。SP。12月通期資料を。(1)業績推移・・・欧米や中国の経済が好調で、特に中国における設備投資の活発さから売上好調。また円安も追い風。売上は6.1%増。利益は収益性重視の販売施策などが功を奏して75%増の営業益と159%増の経常を記録。売上1036億円、営業益81.5億円、経常78.3億円、純益5.64億円、また第4四半期は絶好調。前期期間中最高の営業益25.8億円、経常24.4億円、純益18.7億円を記録しています。ただし、同社は為替動向を受け易い収益構造がまだ残っているように思いますから、第1四半期は少し注意が必要でしょう。ただ、依然と比較すると為替の影響を受けずらい収益構造へ徐々に転換はしているはずです。第1四半期は前期比減益でのスタートとなるかもしれませんが、その影響は最低限のマイナスで抑制して通過できるのではと考えています。(2)セグメント(縫製機器&システム)・・・中国でのハイエンド分野での売上が堅調ながら、アパレル向けの製品は伸び悩み。かわりにノンアパレル向けの製品が堅調で売上は前年並。経常はコスト削減効果で前期比16.2億円増の58.8億円。(3)セグメント(産業機器&システム)・・・産業製品の新製品販売が好調で事業構造改革にも着手して黒字化に成功。売上61億円増の342億円、経常は28.8億円増の28.2億円。文句なし。また受託加工事業も待望の100億円売上を達成したと。(4)今期予想・・・売上1040億円で営業益は55億円、経常50億円、純益35億円と増収ながら大幅減益の予想。しかし、産業機器事業の拡大と、為替に影響を受けずらい収益構造への転換に成功しつつあると思うので、現時点で増収増益に上方修正確実とは言えないものの、しかし、減益幅を縮める上方修正は確実視して良いと考えます。多分、第1四半期は減益ながらも上方修正期待が浮上すると予想します。ちなみにもし、前期比並や増益で着地するようなら市場はサプライズと認識して一気に1月高値2136円、11月高値2137円に急伸すると考えています。その可能性は4:6か3.5:6.5程度と予想しておきます。第2弾はまたしばらくしてから。