4461 第一工業製薬(東1) 875円 +100円
29日に3月通期を上方修正しました。売上578→569億円(前期525億円)、営業益40→50億円(前期39億円)、経常38→47億円(前期37億円)、純益25→33億円(前期24億円)、一株純益49円→65円に修正。文句なし。なれど同社も大紀アルミと同じ。重要な点は19年3月期予想が増収増益予想となるかどうか。ならずとも、今期並みの予想数字を公表してくれるかどうかです。ただ、多分大丈夫では考えます。理由は中期経営計画の存在です。前年に不採算事業からの撤退のために売上目標だけ修正したものの、20年3月期の数値目標を売上670億円、営業益60億円、純益36億円としています。19年3月期はその最終年度の前年にあたるために、営業益60億円未満で、今期予想からはわずかに増益での営業益50億円ちょいの数字を公表するのではと予想しています。そう考えると、大紀アルミほど通期予想の発表に警戒することはないものの、nmsほど期待して良いものでもないくらいに考えておくべきと予想します。ゆえに、通期予想の発表は中立的な要因と考えます。ただしです。別の意味で注意が必要。上方修正しましたが、純益の一部は不動産売却益計上のため。ですから丸々一株純益65円を評価するわけにも行きません。ゆえにまだ強気買いとはするものの2月高値1058円に接近してくれば一旦慎重な投資姿勢に転換するものとします。週明けは打診買い。昨日飛び過ぎゆえに押すようなら850~840円で強気の追加買いとし、880円を抜き推移するようなら、そのまま追加買いとします。2/2(文句なし第3四半期・概況・投資妙味薄いために買い場探し停止・1200円接近なら売り場探し・強気買いは押し目でのみ・全目標達成で目標据置)11/1(上方修正済み第2四半期・概況・セグメント・目標修正)9/29(第2四半期上方修正・目標修正)9/11(目標修正)9/8(目標修正)9/4(目標修正)8/1(文句なし第1四半期・概況・第2四半期上方修正期待浮上・セグメント状況・目標再設定)4/27(通期・概況・セグメント状況・目標修正)3/1(目標修正)2/1(まずまずの第3四半期・自社株買い発表・セグメント状況・目標修正・ゆっくりと企業変身中)1/28(通期上方修正発表・インパクト不足なれど安定した決算・概況・目標再設定)1/29(第3四半期・概要・セグメント状況・目標再設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①900~930円(今期EPS55円予想しレシオ17倍)②990~1000円(今期EPS55円予想しレシオ18倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1000~1100円(今期EPS55円予想しレシオ20倍)】は、すべての目標達成済みゆえに再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①950~970円(レシオ15倍)②1050~1100円(レシオ17倍・2月高値1058円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100円(レシオ17倍)】とし、通期を確認後に再設定します。小さくSP。