4366 ダイトーケミックス(東2) 657円 +4円
今週特損の計上を発表しています。福井工場の遊休地をと医薬品製造装置等の減損処理を行い、約1億円の特損を計上するとしながらも、すでに今期予想には織り込み済みゆえに業績予想の修正はないともコメント。ならば、同社の18年3月期予想は最低でも会社想定通りで着地して下方修正する心配が完全になくなったと判断して良いはずです。これは同じく特損計上したものの修正なしとしたダイニックと同じ理屈です(3/29にコメントしています)。ならばダイニック株と同様に、レシオ6.4倍、PBR0.7倍の割安顕著さを大いに見直す水準訂正の上げがまずはスタートして当然と考えます。ミニボトム離脱の200日線669円25日線673円回復を確認してから、ゆっくりと買い場探し再開するように。本格買いは75日線回復の700円回復からとし、強気買いは上げサインが再点灯する週足陽転と雲抜けの720円から行うものとします。週足は今週やっと陽線足。来週も陽線足で連続させてくれるようなら2月高値819円に向かい始めたと考え始めて良いでしょうし、連続して週足陽線足で更に720円(週足陽転)を回復し終えてくれるなら、尚のこと819円更新への動きが高まったと判断して良いと考えます。819円か9月高値840円を抜くと17年高値1059円に向けて飛ぶはずです。3/26(超微細化フォトレジスト世界トップ東京応化に原料供給ゆえ・深押しで目標微修正)3/15(堅実な経営姿勢等を如実に物語るCSRレポート)2/17(東京応化の半導体微細化レジスト技術を支える企業は同社・同社の感光性材料の幅広い用途紹介)2/16(感光性材料の東洋合成好決算発表・半導体レジストのトップ企業で同社顧客の東京応化好決算発表)2/8(微細化半導体レジスト関連で画期的材料発表で大化けの可能性も)2/2(ゼロックス買収の富士フィルムは同社の大株主・微細化半導体フォトレジストの東京応化を下支えしている企業は同社のはず・東京応化は第2位株主)1/31(減益でもサプライズと判断できる第3四半期・概況・2度目の上方修正・増益転換に上方修正期待大・売掛金や仕掛品大幅増加・自己株償却・実質無借金・期末で株主還元策可能性・目標修正)1/20(減益幅縮小し通期で増益転換予想・売上の10%以上を研究開発設備投資に投じる研究開発型企業体)12/22(同社価値は多数研究者社員が蓄積した膨大な研究技術等でレシオ20倍の評価可能)12/20(ナノ粒子分散機技術確立しフィルム材料・インキ材料・液晶パネル材料・太陽電池・二次電池などの微粒子化貢献)12/12(上方修正内包しレシオ7.4倍&PBRは0.8倍・来期以降業績は急拡大予想・正味一株純益は75円×レシオ20倍で1500円・目標再設定)12/5(ファインケミカル市場好調・半導体液晶電子部品関連調整最終局面かも・正味業績好調のはず)11/20(テクニカル解説・減益予想は将来成長のための先行投資のため・新技術&新製品開発を最重要視した企業運営を行う稀有な会社・レシオ20倍評価の1800~2000円に向け上昇しても不思議なし)10/31(資料解説/今期計画等から・稀有な研究開発特化型企業であることこそ大いなる魅力)10/26(成長を確実にするために研究開発や大規模設備投資に経営資源集中)10/25(第2四半期・概況・今期設備投資は9億円近くで研究開発費用も大規模・先行投資費用で今期減益であるだけ・事業進捗は文句なしのはず・研究開発型企業・来期以降営業益15億円以上に急拡大の可能性も・目標据置)10/23(四季報記載内容の解説と私の予想)10/17(第2四半期発表で通期上方修正期待の浮上の可能性)9/27(7期連続増収増益・写真感光材メーカーから最先端技術複合体企業に構造改革に成功し大変身・時間をかけながら96年の過去最高営業益25億円等へ)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①720~730円(最後の抵抗線・正味EPS60円予想しレシオ12倍)②800~830円(正味EPS60円予想しレシオ14倍・2月高値819円)③930~1000円(正味EPS60円予想しレシオ16~17倍・17年高値1059円・一株純資産970円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1000~1050円(17年高値1059円更新・18年度EPS70円予想しレシオ15倍)②1100~1120円(18年度EPS70円予想しレシオ16倍)③1200円(18年度EPS70円予想しレシオ17倍)】。通期を確認後に再設定します。SP。