3321 ミタチ産業(東1) 1408円 +62円

3321 ミタチ産業(東1) 1408円 +62円

第3四半期を発表。売上31%増320億円、営業益2.9倍の11.7億円、経常2.7倍の12.2億円、純益2.8倍の8.1億円、一株純益111円で着地。文句なし。しかも、3月初めに上方修正したばかりの今5月通期予想の売上24%増420億円、営業益94%増13.5億円、経常82%増13.8億円、純益90%増9.1億円、一株純益123円に対して、更に上方修正期待の浮上で着地しています。半分サプライズ。一株純資産は1072円。配当は26円の2円増配の予定。経営成績に関する説明は・・・・・自動車分野に関しては車載機器関連の半導体の販売とEMSが堅調。海外でもカメラ関連モジュールのEMSが堅調と。セグメント状況は・・・・・①国内事業→車載関連の販売好調で、工作機械向け受注も好調。売上31%増207億円、セグメント益53%増10.9億円。②海外事業→カメラ関連モジュールのEMSが減少したもののアミューズメント分野が回復して、売上32%増112億円、セグメント益5.6倍の4.8億円。③感想→セグメント内容もほぼ満点評価です。同社は電子商社から端を発してシークスや加賀電子のようにEMS事業に進出して成功を収めつつあります。電子部品商社の利点を活かし部品調達を行い、そこから基板アッセンブリー・完成品組立まで総合的に提供する体制を構築しました。隠れた人材サービス関連でありEMS関連株と言えましょう。少し趣は違うものの製販一体型の新業態とも言えるかもしれません。強い上方修正期待が浮上してのレシオ11.3倍です。実質はレシオ10倍以下くらいに考え週明けはまず打診買い。多分25日線1470円を回復して一気に75日線1670円に接近して来るとは考えているから、寄りから25日線回復するような気配なら、週明けから新規もナンピンも本格買い強気買い開始とします。強い上げは週足の完全陽転1630円~日足雲突入1650円抜けで生じると予想しておきます。3/5(買い推奨再開・5月通期上方修正・上方修正理由・目標再設定)10/4(すべての目標達成で売り場探し)10/2(目標修正)9/30(スタートダッシュの第1四半期・第2四半期と5月通期を上方修正・会社の概要と業績概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1700~1730円(レシオ14倍)②1830~1850円(レシオ15倍・週足完全陽転回帰)③1950~2000円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2100円(レシオ17倍・1月年初高値2195円)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1650円(週足完全陽転)②1800~1850円(レシオ15倍・日足最後の抵抗線)③1950~2000円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2050円(今期EPS135円予想しレシオ15倍)②2150~2200円(今期EPS135円予想しレシオ16倍・1月高値2195円)】とします。SP。