日経平均 21235円 +204円

日経平均 21235円 +204円

足元がまた底抜けしないかどうか、恐る恐る慎重に足元をつま先で確かめている感じです。ですから、実需買いなどの腰のある買いはまだ影を潜めて、用心の上に用心を重ねている風情です。個別株が上げないし底値離脱を鮮明にし始めるのは来週かもしれません。ただ、全体は落ち着き出しそう。前も言い増したが急騰する必要なし。しない方がベストと言いました。しかし、それでも指数が急落する可能性を考え安全パイで買いを入れやすくなるには下値から1000円上の21350~21500円を回復してくれることが必要でしょう。すれば一昨日の高値21317円及び200日線21322円を回復して21500円を付けてくれればOKとなります。また、日経レバレッジ(1570)は2月からの下げで買い残が1月400万株から1244万株に急増。この買い残が2万円まで厚く堆積しています。乱高下しながら、あるいは小刻みに小刻みに、時間をかけながら日経レバレッジ等の買い残の整理を2万円に向けて行い、2万円台で推移し始めれば上げ足が軽くなると予想します。4月の中旬かあるいは4月~5月中旬にかけての決算発表に向けてゆっくりと2万円を回復して、2万円からの上げ本番は5月以降になるかもしれません。しかし、日経平均はそれで良し。日経平均の緩やかな上げの中で、選別相場が始まり、それぞれ好業績好材料株の局地戦の上げが演じられると考えています。日経平均が21500円を付けだすと、足元の安心感が回復し始めて買いが入り始めて来ると予想しています。