TOPIX 1651P -13P
全面安の展開ですが金融株の一角にプラス転換している株もみられる動きからもわかるよう、金曜と同じで下げの主導は引き続き外需株です。外需株が一段安大幅安し、その地合いの悪さを警戒した小口売りで閑散銘柄を直撃し、本当にわずかな売りモノで下ずれ大幅安している個別株が多数出現している状況です。この外需及び輸出関連株の下げ止まり反転をいざなう材料は多分為替と考えます。ドル円が105円台の半ば(105円50銭±15銭~20銭)程度に円高是正となれば、反転し始める輸出関連株も出始めると考えます。今日の注意はNY市場同様に引けに向けての2時過ぎからの動き。売り仕掛けがあるか無いかに注目。ただし2時までに日経平均が100円安前後に戻すようなら、2時から売り仕掛けあっても怖がる必要はないではと考えます。いずれにしても最大の緊張と警戒態勢で今週前半を乗り切るつもりでいてください。TOPIX分足チャートからは今日の高値1654Pを抜くと1660~1665P回復に向かう動きになります。またその1665Pをも抜くと23日の1680~1700P水準への回復となります。今日からの重要ポイントは今日の高値抜けの1655P抜けと1665P抜けの2つと考えます。この2つを抜くと金曜の寄り付き高値1696P抜けに向けての水準訂正が始まることになると考えます。まずは1655Pをいつ抜いてくれるかに注目しましょう。