6266 タツモ(東2) 1550円 -91円

6266 タツモ(東2) 1550円 -91円

今後テラプローブほどの大化け期待はしていないものの、同社もテラプローブやAOITYOと同じですでに12月通期の発表を終えています。前期は売上51%増171億円、営業益24%増16.7億円、経常34%増18.8億円、純益22%増15.7億円、一株純益137円で終了。文句なしの数字です。一株純資産は538円。配当は7円で今期は9円の予想。その今期予想は売上204億円、営業益19.2億円、経常19.1億円、純益17.5億円、一株純益154円と増収増益の予想(第2四半期は増収減益の予想ですが)。文句なし。レシオは現在10倍となります。前期の経営成績に関しての概況を読むと・・・・・同社の帰属する半導体業界や液晶業界はいずれも好調で、そのために設備投資も活発化して同社も好業績とコメント。またセグメント状況は・・・・・①プロセス機器→半導体装置部門はスマホやデータサーバー用の電子部品の需要好調で売上45%増39億円。搬送装置部門も半導体設備投資活発で売上27%増43億円。洗浄装置部門は国内が低調で8%減の売り上げ15億円。コーター部門は中国市場がけん引して売上23%増24.9億円。総売上25%増123億円で営業益3%増13.9億円。②金型樹脂成形→売上18%増17億円で営業益0.7億円。価格競争が激化して利益面は苦戦。しかし前期の赤字から黒字に転換。③表面処理用機器→買収して新規事業として立ち上げて売上30億円、営業益2億円。セグメント状況はサプライズ性は薄いものの十分に合格点です。同社もメイコーや東京応化などと同じ世界的企業。液晶カラーフィルター用塗布装置分野で世界トップの会社です。今期の安定的業績拡大と考えていてよいはずです。すでに16年にすべての目標の達成から売り場探しと言いましたが、今日から再び買い推奨を開始します。打診買い。強気買いは2月高値1350円接近の1400~1350円と、日足の完全陽転&雲抜けの1800円回復のいずれかとします。目標株価Ⅰ【短期目標①1800~1850円(レシオ12倍・最後の抵抗線抜け)②2000円(レシオ13倍)③2150~2200円(レシオ14倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2200~2300円(レシオ15倍)】とします。会社の想定以上の業績拡大なら最大目標を17年上場来2548円前後に引き上げる方針ともしておきます。SP。詳細は市場が落ち着いてからゆっくりとコメント掲載いたします。