4298 プロトコーポ(JQ) 1579円 -32円

4298 プロトコーポ(JQ) 1579円 -32円

昨日下方修正発表。減損処理を計上するから。売上626→619億円(前期567億円)、営業益37→37億円(前期27億円)、経常38.5→38.6億円(前期28億円)、純益21.2→6.0億円(前期15億円)、一株純益105円→30円。売上から経常までは上々ですが、純益の下方は子会社タイヤワールド館ベストの株式取得時ののれん代未償却残などを全額減損処理するためです。下方はよくありませんが、この減損処理でバランスシートは透明性が高まり更に筋肉質になれます。またこのタイヤ館に対しての今後の業績回復の対応として、市販用タイヤ販売のEC販売を進展させるために、ECサイト稼働率向上を図り販路を拡大し、物流施設の拡張工事を行い物流機能の強化も行い、不採算店閉鎖再編のスクラップ&ビルドを行うと。これよく考えると、タイヤのEC販売はさすがに難題かもしれません。段ボールの荷物を宅急便で運ぶように安易でもありませんから。それらの諸費用やタイヤ通販の概念がまだ社会に浸透していないからかもしれません。しかし、同社のECサイトの会員数等も順調に拡大していますから、タイヤ販売事業の業績回復及び拡大は時間の問題でさして苦にはならないと考えます。これで、心おきなく来期業績は増収増益予想の発表となると予想しておいて良いでしょう。もし、これを嫌気して一段安でもすれば、アク抜け最後の場面と考え、腕まくりねじり鉢巻きで強気買いとします。下値などは週明けの寄り付き後の動きを見てから算定して提示します(1500円前後を想定しています)。ところで減損処理を易々と行うということは、来期以降更に攻めの経営を推進するための布石であるはずです。来期予想同様に成長戦略の公表にも注目したいと思います(また来期から税負担が大幅に軽減となりますから表面上の一株利益が急増する可能性も)。3/8(第2四半期の決算説明会での質疑応答に関して紹介・中期経営計画の来期数値目標は売上767億円、営業益68.5億円、純益46.2億円で一株純益は230円)3/3(第3四半期資料解説/連結業績&セグメント内容&自動車関連事業の状況&事業戦略の内容と進捗・文句なしの事業戦略と進捗)3/2(ネクステージが1500円評価なら同社もそれに比する評価であるべき)2/21(中古車販売情報の集約企業・グーネット&ID車両などの同社の強みを紹介)2/8(メディシスとフォーバルの独創的ビジネスモデルをかけたようなビジネスモデル)2/7(この中勢波はエクステンションで2500円以上に)2/2(文句なしの第3四半期・概況・セグメント状況と着実な施策・上方修正期待浮上・来期の業績拡大で最高益更新必至と予想・目標修正)10/16(通期下方修正で大幅安・下方の中身・1650~1600円で強気買い・目標修正)9/20(目標修正)9/14(第2四半期上方修正発表)9/13(ニュースリリース・第2四半期資料注目点を紹介)8/30(目標修正)8/21(第1四半期セグメント状況の解説)8/6(Ⅴ字回復スタートダッシュ第1四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①2100~2150円(今期EPS125円予想しレシオ17倍・17年上場来2175円)②2250~2300円(今期EPS125円予想しレシオ18倍強)③2500円(今期EPS125円予想しレシオ20倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500~2550円(来期EPS150円予想しレシオ17倍)②2700円(来期EPS150円予想しレシオ18倍)③2900~3000円(来期EPS150円予想しレシオ20倍)は来週の動きを見てから微修正し、引き続き通期を確認後に再設定します(中期経営計画の数値目標通りの今期予想なら強気に再設定します)。SP。