9514 エフオン(東1) 1206円 -2円

9514 エフオン(東1) 1206円 -2円

主力の半導体関連や電子部品関連などのハイテク株が円高の動きのために物色出来ないために、内需の一角に買いが向かっています。ただ、その内需もすべてが評価できるものとは限りません。ITやネット関連の中には今日高値更新のベクトル(6058)のレシオ62倍やプラス推移しているサイバーコム(3852)のレシオ45倍のようにすでに割高顕著にも関わらず買うものないから一時的に買われている株もあります。つまり、今日の日経平均のプラスと同じであまりたちの良くない上げということです。本来内需株のディフェンシング株として買われるべきはレシオ7倍のユニマットRCやレシオ9倍の同社株などであるはずで、それが常道のはずです。推奨していて比べるのもなんですが、下記のAOITYOのレシオ14.6倍と比較しても、今日この時点で強気で本来買い場を探すべきは、エフオンやユニマットRCの方だと思います。しかし、それが本来の定石ではあってもサインが出ないと買いが向かいません。そのサインは200日線1272円、75日線1328円を抜き1330円以上で引けることです。またその前に短くてもいいから陽線足連続させること。朝1223円まで行って連続陽線となるか期待したのですが、値を消しています。ここは慎重に打診買い程度。今日の高値1223円を抜いて少しだけ積極的に買い場探し。1275円以上で引けて完全に静かな強気買いに転換し、1330円以上で引け出せば心おきなく強気買いに転換する方針とします。米国保護貿易主義の高まりから貿易戦争懸念と米イランの軍事的緊張から、原油価格はまだ上昇するかもしれません。すると原発稼働がまだ不十分ゆえに、電気料金などの値上げの動きが出始めるかも。もしそうなると、バイオマス発電所や太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーが見直しの動きとなるかもしれません。しかも、安倍政権の先行きにぐらつきが出てくるようだと(秋の総裁選に向けて)、小泉元首相がバックアップする脱原発の動きが自民党内にも高まり、なおのこと再生可能エネルギー関連株の見直しの動きが秋にかけて強まるかもしれません。もし、そうなら、猛暑を仮定して夏場か9月までに同社株は昨年10月高値の1699円を更新して、昨年同様に9月か10月には2000円台に乗せているかもしれません。会社予想のEPSでレシオ15倍で2000円乗せとなれるから。それを念頭に強気買い開始の場面を虎視眈々と今週から来週にかけて探して行ってください。連続陽線がその強気買い開始の合図となるはずです。3/19(日本製紙国内最大バイオマス発電所建設・合弁事業や混合燃焼バイオマス発電を今後行う可能性も)3/15(コード番号間違い9615・短期筋御用達の色合い濃い)3/14(買い残の推移・森林由来未利用材活用し高採算性・高い売電単価と獲得容易で豊富な原材料・目標修正)3/12(買い残は過去レベルと比べればさしたる水準でなし)3/9(買い残について)3/8(高水準の木材チップでの発電可能)2/22(ストックビジネスの会社・第2四半期資料の解説/実績&セグメント別四半期推移(省エネ)&セグメント別四半期推移(グリーンエナジー)&発電実績&強み&バイオマス発電所建設・目標修正)2/6(文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・目標設定)2/6(2017年・買い推奨再開・第2四半期サプライズ・セグメント状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1400~1450円(1月高値1455円・25週線回復・レシオ10倍強)②1600~1650円(レシオ12倍・17年10月高値1699円)③1750~1800円(レシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1800~1900円(来期EPS145円予想しレシオ13倍)】。四半期等を確認しながら再設定します。SP。