2162 nms(JQ) 925円 +1円
水曜にこのような記事を読んでもすぐに同社を連想するような投資家もいないということでしょう。記事とは3/21日経新聞の20面。おなじみのスクランブルのコーナーに「人材関連株買いの第2幕」との内容。人材株で堅調な銘柄のトップ(最近の)におなじみワールドHDが記述されていますが、文中では総じてレシオが割高なものが目立いるとまずは断り、その後にジェイテック株を紹介しています。ジェイテックは人材獲得のためのコスト等のためにパッとしない業績だったが、出遅れた人材株として見直し評価から急騰していると記事は紹介。確かに急騰しています。16日金曜に2万株しかなったジェイテック株は月曜19日に784万株の大商いで257円まで上昇し引けは223円+20円。20日は1790万株バカ商いで303円まで上昇して276円+53円。そして本日も1504万株のバカ商いで330円まで上昇して308円は32円高。買うものないからデイトレーダーが玩具にしています。とても地に足がついた動きも言えません。しかし、割安なら文句も言いませんがこの3日のバカ商いで先週までの出遅れ底値の人材から一転してレシオ37倍の割高株に大変身。株価は(デイトレは)是非にも16年高値448円を付けたがっているのでしょうが、毎度同社株はあだ花です。週足で1~3本で相場はいつも終わってしまいます。今回も同じ。私はデイトレはしませんから同社株の推奨をしません。では日経新聞のスクランブルの記事「人材株相場の第二幕・・」の記事は間違いかと言えばそれはノーだと思います。直近で上げたジェイテック株のあだ花で短期筋のおもちゃ株に過ぎないものの、今後、人材株の第二幕は開かれると考えています。ワールドHDはその第二幕相場の主役の一人になるかもしれませんが、ワールドHD同様にその第二幕の主役となると考えるのが同社株です。ワールドHDのレシオは16倍です。他の人材株のレシオ30~60数倍と比べると割安なものの、同社の業績の半分は不動産関連事業によるものです。すると人材関連だけを評価して見直した際にはすでにレシオ評価では20倍を超えていると判断すべきでしょう。そう考えると、他の人材関連株と比べてもまだまだ割安ではあるものの、市場全体の中での比較として見れば割安とまでは言いきれないということです。ならば同社株はというと、レシオは14倍です。明らかに割安顕著です。また、日経新聞のスクランブルの記事を読んでみてください。人材獲得や人材スキルアップのコスト増に直面する際に、顧客企業がそのコストを一部負担してくれるような企業が次の第二幕の主役なるかも・・・とような趣旨の記事の内容でした。そこでこの2点をnmsに当てはめて考えて見ると、人材のスキルアップのコスト増をすんなりと顧客企業が受けていれてくれるのかと考えた際に、同社は顧客企業の方がまだ優位ゆえにすぐにコストの一部肩代わりをしてくれるとは思いません。しかし、交渉し始めれば順次進むと思います。理由は同社が経団連加盟企業だから。早々と経団連加入した意味合いがこれから発揮されて、経団連で培ってきたトップセールス力で人材スキルアップコスト肩代わりや、単価値上げが順調に進めることができると思います。またです。よ~く考えると、日本における外国人の獲得と外国人労働者のスキルアップの研修施設などの運営を行うのは同社です。つまり、人材スキルアップや人材獲得の分野において、今や同社こそがそのトップランナー企業と言えるはずです。また、日系企業の受注予想や需要予測をたたき台にして東南アジアや中国におけるEMSや人材サービスを営々と立ち上げてきました。人材関連企業の海外での展開力という点から見ても、同社は今の時点でトップグループを走り続ける企業と断じることができるはずです。ならば、日経新聞のスクランブル記事で言う、『人材関連株買いの第2幕の主役あるいはスター株は、まずは同社で次がワールドHDと位置付けるべきだと思います(ジェイテックは短期的に400円を付けに行ったりと上がるかもしれませんが息長く投資するような企業でなく論外)。今週970円くらいで引けると長い下ヒゲで来週1000円台での活躍期待となったものの無理な模様。1000円台での活躍は4月に入ってからくらいに考え、このまま買い場探しで良いでしょう。強気買いは13週線968円回復の980円以上で引けてから行うことにし、1000円回復で心おきなく強気買いに静かに転換するようにしてみてください。3/4(米国でのEMS事業開始の可能性も)3/1(人材サービスで中国広東省恵州・広州に新拠点開設)2/26(株式2分割終了で目標修正)2/24(EMS事業ベトナムに進出)2/21(目標修正)2/20(第3四半期資料の解説/トピックス&業績ハイライト&セグメント別ハイライト&HS事業&EMS事業&PS事業&通期決算予想&感想・来期は16年3月期営業益19.4億円更新へ)2/15(セグメント状況解説/HS事業&EMS事業&PS事業)2/13(文句なし第3四半期・3月通期上方修正発表・概況・増配・目標修正)2/6(目標修正)1/15(日経新聞の記事紹介・目標微修正)12/11(2200~2400円で売り場探しに変更・目標修正)12/1(2000円から売り場探し・目標修正)11/28(目標修正)11/27(1900~2000円で慎重な投資姿勢に転換を・目標修正・押せば強気買い)11/24(目標修正・押し目に注意)11/21(目標修正)11/20(目標修正)11/14(第2四半期セグメント状況の解説/HS事業&EMS事業&PS事業・十分に合格点のセグメント内容・レシオ10倍で割安顕著)11/13(上々の第2四半期・通期を上方修正・概況解説・更に通期上方修正可能性を解説・PS事業の回復は当初予定通りこれから・ざっとセグメント状況・目標修正)11/6(電池マネジメントシステム事業を始動開始・リチウムイオン二次電池パックを来年三重で量産化開始)10/25(中国現地で中国人技能実習生の育成研修実施へ)10/23(キャノンG好決算でOA機器向け電源供給好調かも)10/20(四季報予想数値とコメント内容を紹介・四季報も来期増収増益を確実視)10/17(テクノプロ23倍&アウトソーシング30倍&UT31倍&トラストT24倍)10/16(モビリティ分野向けのバッテリーパックを開発・自動車向け電源分野への進出本格化へ)10/11(目標修正)10/5(パワーサプライ社東海テレビの取材に)9/30(ミタチ産業のEMS事業好調から同社のEMS事業も好調の可能性)9/27(上方修正の強い期待・PS事業急回復急成長の可能性・目標修正)9/25(電動アシスト自動車出展・PS事業業績拡大の可能性)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1130円(今期EPS75円予想しレシオ15倍・17年上場来1115円)②1200円(今期EPS75円予想しレシオ16倍)③1300~1350円(今期EPS75円予想しレシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1350~1400円(今期EPS75円予想しレシオ18倍強)②1500円(今期EPS75円予想しレシオ20倍)】。通期等を確認後に最大目標引き上げを含め再設定します。SP。