3975 AOITYO(東1) 1408円 +16円

3975 AOITYO(東1) 1408円 +16円

今日の高値は1434円。下値を切り上げながら1月上場来1474円更新の動きを続けています。当然ながら今週足は長さも引け方も文句なし。今日の1434円を来週抜くと多分上場来1474円を更新して1500円台に突入するのではと期待しています。ただし飛ばずに更新すると思いますが。今日は取り組みについて(資料から)。(1)広告映像制作事業・・・今期はプリントレスが加速するとして売上を微増の461億円として利益率を前期の33.4%から低下を見込んでいますが、よくよく見ると前期のプリント関連の売上はたったの26億円です。今期は半分以下の11億円になる予定ですが微々たるもの。またプリントからデジタルへの流れは逆に業務効率化など引き起こして利益率が上昇するはずです。つまりこの事業はほぼ確実に増益と予想しています。前期は前々期から2.2%利益率が上昇。今期の利益率を35%と想定すると実行利益(売上-外部支出原価)は161億円に拡大となるはず。(2)ソリューション事業・・・こちらは会社も強気の見立て。広告主との直接取引がさらに拡大し、また大型案件の受注などから今期の売上を前期の55億円から80億円に増加を予想。保守的見立てで80億円としたはずですから、90~100億円に売上修正となるかも。また直接取引でもちろん利益率は上昇するはずです。(3)ベンチャーファンドの投資実績・・・①世界初のウェアラブル音声翻訳デバイスの開発販売の会社「ログハー」に5.1億円出資。②日本最大級のレシピ動画メディアの運営など4つの動画メディアを有してリーチ数4400万の「エブリー」に1億円出資。③クラウド収納サービス「サマリーポケット」を展開する「サマリー」に1億円出資。まずまずの投資状況。すぐに成果は出ないものの、投資の鑑識眼は正しいと思います。(4)新マーケティング戦略に特化した「QTby quark TOKYO」・・・ミレニアルズを中心とした新マーケティングコミュニケーション。モノではなく、体験や共感などのSNSなどを活用したマーケティング戦略。すでに盾型動画メディアなどを立ち上げて広告プロモーション活動を開始しています。第1弾としてはロッテとチューインガムとタイアップした動画広告を。広告と個人SNSを融合した新たな広告コミュニケーションといえます。インスタなど様々なSNSの中に自然に動画広告が挿入されている感じと思えばよいでしょう。これが可能なのは同社がCM制作のトップ企業でその高いクリエイティブ力などがあるから。費用対効果を最大化できるとして、今後急速に普及する可能性が大です。以前こう申し上げました。ネット広告の最大手DACHD(6534)の最大のライバルに同社はなるかもしれないと。その可能性をこの新事業で感じ取ることができるはずです。ならばです。レシオ28倍で株価2571円のDACHDに準じる評価まで上昇して当然のはずです。しかもDACHD東海東京が3200円目標。レシオ20倍で同社を評価しても約2000円。今後の上方修正で前期のEPS117円を更新すると考えているから尚のこと2000円トライとなってもおかしくないと考えます。3/8(目標修正)3/7(大和が2→1に引き上げて目標も1700円→2000円となるかも)3/6(大和証券カバレッジ目標株価1700円が引き上げの可能性も)3/3(12月通期資料解説/事業環境の変化への対応&経営統合の進捗状況&前期決算ハイライト&売上推移&今期会社予想に関して・中期経営計画に関して)2/27(自己株買いの中止と業績連動型株式報酬制度導入)2/20(レシオ10~13倍評価は論外)2/16(中期経営計画数値目標は2021年度ROE12%以上で利払・税・償却前利益80億円)2/15(自社株買い執行の可能性・目標修正)2/15(文句なしの前期から今期は減益予想・期初の減益予想は同社の癖・売掛金から考えて上方修正必至・概況・目標修正)2/9(前期上方修正発表)1/31(ベンチャー企業への新たな投資を発表)1/26(上場来更新しても過熱ゼロ・証券アナリストカバレッジ本格化して2000円台で活躍の可能性・目標修正)1/23(セプテーニHDやDACHDのカバレッジ評価はレシオ40倍で今の同社は17倍で割安顕著)1/22(イマジカロボットやSシャワーではなく同社株こそ真に強気買いすべき)1/19(不動産売却し譲渡益4.8億円・アジア事業創造ファンド1号に500万ドル出資)1/10(TYOベンチャー投資第2弾・動画広告メディアに変身へ布石)1/5(イマジカロボット並の評価なら株価は2000円)1/4(同社の1~3月期業界天気図から考え好調のはず)12/25(目標修正)12/23(大和証券目標株価「1700円」設定と今後更に引き上げの可能性大・スマホ広告分野での投資実行)12/20(AOIのニュースリリース/多数のグランプリを受賞)12/19(来年の一体化に向けてまず管理部門を一体化・来期以降業務及び経営効率化で利益率大きく上昇のはず)11/29(ベトナム最大手映像プロダクション会社グループ化・中国国際広告祭で金賞を受賞)11/21(目標修正)11/20(第3四半期資料解説/決算ハイライト&トピックス・上方修正可能性大・警戒開始はレシオ20倍の1500~1600円に突入してから)11/16(目標修正)11/14(文句なし第3四半期・概況/経営成績に関する説明・統合シナジー発露開始・直接取引売上急拡大・受注残高文句なし・通期営業益45~50億円レンジでの着地を期待・目標修正)10/24(世界初のウェアラブル音声翻訳デバイス「イリ―」の開発販売を行うログバー社への投資を発表)10/17(インタースペース比較しレシオ20~23倍に妥当評価できるはず)10/9(レイの上方修正で同社の業績も好調を予想・テレビCM制作業界デジタル配信式普及で同社に追い風の可能性)10/4(AOI&TYOともにまた受賞・TYO空間プロデュース企業を買収とオープンイノベーションプログラム「TYOアクセラレーター2017」開始)10/3(DACレシオ30倍なら同社も20~25倍まで買われて当然・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1450円(レシオ15倍・18年上場来1474円)②1530~1550円(レシオ16倍)③1630~1650円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1650~1700円(今期EPS120円予想しレシオ14倍)②1800円(今期EPS120円予想しレシオ15倍)③2000円(今期EPS120円予想しレシオ17倍)】は、今日の高値1434円で短期目標①を視野にしたので早めに修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1500~1530円(上場来1474円更新・レシオ16倍)②1600~1630円(レシオ17倍)③1700~1750円(レシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1750~1800円(今期EPS120円予想しレシオ15倍)②2000円(今期EPS120円予想しレシオ17倍)】とします。業績拡大確実と判断できた時点で最大目標の引き上げを検討します(レシオ20倍評価まで引き上げる方針)。SP。