日経平均 21273円 -144円
まだ落ち着きませんが依然申し上げたことを今一度思い出してください。私は日経平均は上がらない方が良いと言いました。しかし下がらないこともより重要だと言いました。割高な株から割安な株に物色の矛先が変化するには日経平均が大きく上げ下げを繰り返していてはだめだということ。そのような実需買いが生じるには日経平均が落ち着いていることが大事と考えています。イメージとすれば、日経平均は22000~21000円レンジ(21500円前後を中心にして)で持ち合い収斂の調整レンジを形成するのではと予想しています。この調整を少なくとも今月いっぱい行い、金融機関などの決算対策売りをこなした後の4月から再騰するシナリオを今は考えています。その調整の間に、割安な個別株はいち早く高値更新や本格上昇に向かう株も登場すると考えています。まずは全体が落ち着き、上げ相場のリード役となる株が誕生し始めて来るのを待ちましょう。