9753 IXナレッジ(東1) 1872円 -30円

9753 IXナレッジ(東1) 1872円 -30円

ジャックスと似たような株がここにあります。期初予想から下方に修正したものの、それでも前期比ではわずかに増益で通期を終える株が。同社は1月末に下方修正を発表。売上176→164億円(前期173億円)、営業益6.9→6.0億円(前期5.9億円)、経常7.2→6.4億円(前期6.3億円)、純益4.7→4.2億円(前期4.0億円)、一株純益45円→41円に下方修正。しかし、下方の理由を見ると、ジャックスほどに手放しで評価できる前向きな下方の理由ではないものの、成長に対しての費用先行の面で下方にも至っています。会社が思ったほどにメガバンクからの受注がなかったことや地方事業所の不振はあったことと、新規事業への先行投資で下方に修正。同社もダイトロン同様に、事業形態を製販一体型に編成し受注体制の強化に取り組んだいる最中とのこと。それに伴い来期の大型開発案件獲得のために中核事業の強化拡充を行っているとのこと。更には新技術(ブロックチェーンなど)を活用した高付加価値ビジネスモデルの創出に取り組んでいるとのことです。ジャックスのようにすでに成長拡大が目に見えると言うわけではないものの、十分にこれからの成長を期待させることができるものと考えます。第3四半期は、売上3%減122億円ながら、営業益は36%増4.5億円、経常36%増4.9億円、純益43%増3.3億円、一株純益32円。配当は10円。経営成績に関する説明を読むと・・・・・同社は中期経営計画を策定し、「しっかりしたモノつくりと高品質なサービスの提供」によりすべてのステークホルダーから選ばれる企業を目指すをスローガンに地道に経営努力を続けて来たと・・・。車載組み込みシステム開発分野に進出し、ブロックチェーン技術の調査研究やAI関連の研究開発などを開始と。コンサル及びシステムインテグレーション分野では大手通信事業者向けのシステム検証案件や次期成長事業の車載システム案件の獲得に成功したとコメント。しかし期待したメガバンク向けの大型案件の獲得には成功しなかったとのこと。しかし、それに成功できずにこの数字なら文句なし。来期の業績拡大にジャックス同様に期待大と言えましょう。売掛金も前期から増加して着地しているために問題なし。1/31に600~550円に押してくれば再び強気で買い推奨を再開すると申し上げたように、今日から再び強気買い推奨を再開します。打診買い。強気買いは一段安で2月安値529円に対しての二番底をなる570~550円で行うか、ボトム離脱サイン点灯の25日線626円回復となる630円回復から行うかのいずれかで。今週押さないなら600円前後をボトムとして再騰し始めるかもしれません。1/31(第3四半期上々ながら通期を下方修正・概況・600~550円に押して強気買い推奨再開の予定・目標は1月にすべて達成済み)1/16(860円にかけて売り場探し・全目標達成で買い推奨停止)1/15(慎重な投資姿勢転換・目標修正)1/10(Jコイン関連で・目標修正)1/9(目標修正)11/27(第2四半期資料解説/業績の影響要因&顧客別売上構成比&中期経営計画への取り組み状況・年初来高値更新は当然可能と判断)10/28(上々なれどインパクト不足第2四半期・概況・セグメント状況・目標再設定)10/10(目標修正)10/5(ブロックチェーン新技術開発関連急騰・目標修正)9/16(上々の第1四半期・概況/経営成績に関する説明・目標修正)6/22(目標修正)6/12(資料/トピックス&今期の取り組み&総括)5/18(バランスシートとコスト管理徹底でⅤ字回復・目標修正)5/2(推奨開始・文句なしの前期と今期予想・概況/経営成績の概況・目標設定)。1月にすべての目標(目標株価Ⅰ【短期目標①800円(レシオ17倍)②840~850円(レシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①850円(レシオ18倍)】)を達成済みゆえに再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①630(レシオ15倍)②700~720円(レシオ17倍・最後の抵抗線)③750~770円(レシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①770~800円(来期EPS50円予想しレシオ16倍)②850~870円(来期EPS50円予想しレシオ17倍・1月年初860円)】とし、通期を確認後に再設定します。SP。