8940 インテリックス(東1) 1097円 -21円
2月安値1015円を二番底と強く意識しながら75日線1100円前後で下げ渋っています。まだ週明けに2月安値に再トライとなる一段安の可能性もあるので、1050~1000円を一応強気買い一貫の場面と想定はするものの、売りモノが無いようなので、1100円前後でこの暴落をやり過ごし再騰する可能性を高いと考え、ここらは心もち強気買いとし、1050円以下と1150円(25日線)回復で強気買いとします。再騰サイン点灯は今日から1150円に替り、強い上げサイン点灯が1180円回復と替わりました。1180円以上で引ければ1月高値1346円更新開始と考え、そこは強気の追撃買い場面とします。ちなみに今日は無理とは思うものの、週足で13週線1133円を維持していれば週足では上げ軌道堅持となりますから念頭に。その点から考えても1150円回復はやはり完全に強気買いに転換して良いはずです。フィスコ社レポート紹介第二弾・・・・・(Ⅱ)リノベェックスマンション事業・・・首都圏での中古マンション再生市場に参入が激化して利益率が低下することを回避するために地方進出を加速。13年5月期に販売件数が全体の2.7%だった地方での販売を今第2四半期時点では47%まで上昇。会社は中期的に50%比率まで引き上げる予定とフィスコはコメントしていますが、すでに現状で会社目標の売上構成に好転できたと判断して良いでしょう。首都圏の中古マンションは300万戸と言われており、全国では600万戸。まだまだ中古マンション再生市場は拡大が続くとフィスコは指摘。またフィスコは同社の同事業の総利益率を12~13%を適正として事業を展開しているとも指摘。しかし、すでに触れたように、長期保有案件の整理が一巡したために、仕入れから販売決済までに要する時間が会社目標の120日前後から少なくなり、利益率も上昇する可能性が生まれたはずです。利益率上昇と積極的な仕入活動開始という好循環の事業環境が完成しつつあると考えます。スターマイカ並の利益率に向けて業績拡大すると考えます。(Ⅲ)その他の不動産事業・・・アセットシェアリング事業やリースバック事業など。このアセットシェアリング商品で急成長した企業としてフィスコは(8929)青山財産と(7148)FPGを例として紹介していました。この先行する2社に対して、同社は中古マンション再生のフロントランナー企業として築いたネットワークやノウハウを強みとし認知度の上昇と税理士などの士業販売ルートの活用などでアセットシェアリング事業は拡大を続けるとフィスコはコメント。私も同意見です。またその成長規模は青山財産以上の商品規模に拡大できると考えています。リースバック事業に関してフィスコは、事業から2年は買い取った不動産を有形固定に組み入れるために減価償却を優先する形となるために収益貢献はわずかとなるもののの、それ以降(3年目からは)収益貢献を本格化するために徐々に業績拡大を見せ始めるであろうとコメント。また、このリースバック事業は賃料が安定的に計上され続けるために(ストックビジネス)、買取件数が拡大すれば、収益拡大とともに収益の安定性につながるとコメント。言い換えると、これもストックビジネス拡大で利益率上昇に大きく貢献することになるということです。上場来を更新したワールドHDが不動産事業の評価でレシオ16倍にまで買われています。ワールドHDがレシオ16倍にまで買われるのであれば、サンヨーHや同社もレシオ15~17倍に買われて当然のはずです。サンヨーHのレシオは9.7倍、同社は9.9倍。同社もサンヨーHもワールドHDと同じ側面ないし評価を付与できるはずです。ワールドHDは不動産株でありながら『成長株(人材事業の急成長)』。そして、同社もサンヨーHも同じく『不動産株でありながらの成長株』と評価付与できるはず。レシオ15~17倍に上昇し当然と考えます。ちなみにレシオ15~17倍で株価は1660~1890円となります。念頭に置いて、積極的に買い場を求めてみてください。2/28(フィスコ社の最新レポート紹介第一弾/①要約・利益率上昇し仕入積極化へ)2/27(スターマイカ目標株価がレシオ22倍強の2620円になら同社も2000円評価でも)2/26(三菱東京UFJ等観光支援ファンド設立で)2/23(スターマイカのレシオ16.6倍から見ても割安顕著・在庫整理を終え積極的仕入れ開始・青山財産やFPGのような業績拡大と株価上昇をイメージ)2/21(フィスコはアセットシェアリング事業が100億円規模に成長と・京町家のリノベーションプロジェクト)2/9(金融分野の成長確かとなれば2~3年後には05年上場来4880円更新も)1/26(スターマイカ並のレシオ15~16倍評価妥当・来期EPS130~150円に拡大と予想すれば最大目標1950~2250円・目標修正)1/23(スターマイカ並の株価評価ならレシオ14~15倍1550~1670円に・MCJ型の成長拡大の可能性も)1/22(リースバック不動産金融商品テレビCM開始)1/20(第2四半期資料第二弾/重点方針&リノヴェックスマンション事業施策&リノベーション内装事業施策&マルチリノベーター育成プロジェクト&アセットシェアリング事業施策&リースバック事業施策と感想)1/18(第2四半期資料解説/ハイライト&今期業績予想概要&今期営業益23億円以上に上方修正する可能性)1/17(目標修正)1/16(アセットシェアリング商品北千住ビジネスホテル第三弾販売開始)1/13(上々の第2四半期・概況・中古マンション事業利益率改善確認・アセットシェアリング商品絶好調・財務内容大きく改善・目標据置)12/13(アセットシェアリング商品事業大きく成長拡大の可能性・同社も今後青山財産コンサルのような業態変貌と株価評価を受けることに)12/7(これから利益率上昇して株価変化率も大に・スターマイカ並のレシオ15倍評価に目標修正)12/6(アセットシェアリング金融商品第二弾渋谷青山完売・リノベーション+不動産金融商品+ホテル開発運営+ファンド事業など展開する複合企業体に変身中)11/28(みずほ銀コミットメント契約増額し更新)11/15(複数の開発用地や物件の取得済みで独創的なリノベーション商品開発へ)10/24(ホテル&レジデンス第1号店開業・今期中に業績寄与)10/19(第1四半期資料解説/業績ハイライト&貸借対照表から&事業期間状況&今期予想に関して&重点施策&リノヴェックスマンション事業&アセットシェアリング事業&総括)10/16(目標修正)10/10(目標修正)10/7(上々のスタートの第1四半期・概況・セグメント状況・上方修正し営業益20億円台前半なら2000円台回復に株価は向かう予想)9/30(スターマイカ好決算発表でも本来の強気買いすべきは同社株・CM展開・次世代ハウスリースサービスを開始・金融関連分野に進出本格化・レシオ15倍で1600~1700円)9/7(フィスコ調査レポート第2弾/中古マンション再生流通事業等のセグメント状況と事業戦略・類似の青山財産並の評価なら株価2倍化の評価へ)9/6(ホテル&レジデンス事業の有望性・フィスコ調査レポート解説/今後5年のうちに同社の利益は激増の可能性も)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1400円(13年高値1408円)②1480~1500円(今期EPS135円予想しレシオ11倍)③1600~1650円(今期EPS135円予想しレシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1650円(今期EPS135円予想しレシオ12倍)②1750~1800円(今期EPS135円予想しレシオ13倍強)③1950~2000円(今期EPS135円予想しレシオ15倍)】。上方修正や来期増収増益を確信できれば第3四半期発表以降に最大目標の引き上げを含めて再設定する方針(もしスターマイカ並の収益性を身に着けるようなら利益が激変し、将来的に営業利益率10%到達なら営業益は35~50億円に拡大の可能性も)。SP。