6627 テラプローブ（マザーズ） 1452円 ＋11円
本日、決算資料の開示がありましたが、取り立てて新味のある材料の確認はありませんでした。私が知りたかったのは、お昼にコメントしたように、広島事業所の譲渡益がどれくらいになるかなどの具体的な数字ですが、その言及はありませんでした。しかし、タイムスケジュールとして記載されていることは、マイクロンメモリ社への広島事業所の譲渡を5月初めに完了し、6月末にその広島からの移転を完了させて、今年の夏にはその移転に伴い九州事業所の拡張工事を行い、更に3月末には台湾で建設中の大規模新工場棟が完成するとのタイムスケジュールを開示。この分で行くと、3月ないし4月には譲渡益の具体的な発表があると思われることと、3月末に台湾新工場が完成し4月から稼働を開始するのですから、今第2四半期期間（4～6月）からその台湾工場の業績寄与が開始するという読みで良いと思います。ならば、次の第2四半期発表から業績急拡大のサプライズ性の決算予想を目にすることになるかもしれません。また、もう一つ。今第1四半期の純益は1.1億円予想になっていますが、これは、その広島事業所の移転に伴う特損を計上した上での数字と記述。その特損を2億円計上しています。つまり、特損の計上無しであれば純益は3.1億円だったということです。親会社株主に帰属する当期純益が拡大しているということです。とても良いこと。引き続き、明日以降も今日のように値ブレする場面場面を強気買いとします。今日の高値1497円を抜き1500円台で引けると、お昼に指摘の通り17年高値1630円に向け飛ぶと予想します。お昼のコメントを。