6627 テラプローブ(マザーズ) 1317円 +114円
引け後に、資本準備金の減少と剰余金の処分を発表。貸借対照表上の勘定科目の振替処理ですから、一株純資産等の変動はありません。しかし、このような勘定項目の適正化を行い始めたということは、配当に向けての準備を始めたものと想定しておいて良いでしょうし、今後の経営に対して経営陣が自信を深めている証とも考えておいて良いでしょう。同じく台湾企業の支援を受けて不死鳥のように再生したシャープ同様に。その台湾企業(親のパワーテック社)との経営シナジーを追求するかのように、今日はあわせて人事も発表。経営陣の大半の顔ぶれは変わらないものの、台湾シフトが鮮明です。非常勤の取締役6名の撃ち、台湾籍と思われる役員は半数の3名。監査役3名のうち1名が台湾籍と思われます。台湾に建設中の大規模工場が稼働となれば、台湾や中国企業のようにドラスティックな業績拡大を目の当たりにすることになれるかもしれません。AOITYOとともに、通期決算説明会やその資料を楽しみにしています。また内心、AOITYO以上にの内容に期待しています。今日の大引けで日足は完全陽転し、200・75・25日線をすべて回復しました。来週は週足陽転の1330円(今日の高値は1333円)と最後の抵抗線でもある週足完全陽転1370円抜けに挑戦となるでしょう。週明け、値ブレに注意しながら、このまま強気で買い場探しとします。また来週も今日の動きで上げて行くようなら、時間をかけずに17年高値1630円及び15年高値1679円にトライすると予想します。お昼のコメントを。