6250 やまびこ(東1) 1732円 +86円

 

6250 やまびこ(東1) 1732円 +86円

サンヨーHとともにボトム離脱&上げサインを今日点灯させました。乱高下しながら1月高値1981円を更新に向かい始めると考え、今日から再び静かな強気買いを再開とします。注目の12月通期は、前期売上1029億円、営業益62億円、経常68億円、純益49億円、一株純益119円で着地しました。営業益経常は前々期比で減益となっていますが、前々期は12か月で前期は決算期変更で9か月。実質はわずかながらも増益と判断しておいて良いはず。注目は今期予想です。売上1200億円、営業益73億円、経常70億円、純益52億円、一株純益125円と公表。前々期は売上1119億円、営業益76億円、経常72億円、純益23億円ですから、営業益経常はまだ17年3月期の数字を回復することは出来ないものの、保守的と判断すれば、今の時点でほぼ17年3月期の水準を会社は予想しているものと想定しておいて良いでしょう。一株純資産は1254円。配当は今期は5円増配の40円予想。前期は変則決算であったために、今期を占う材料としては少し役不足ではあるものの、資料の開示の際に詳細を解説するものとします。今日は会社の予想コメントとバランスシートを。「米国は良好な経済成長が続き個人消費も拡大が見込まれ、小型屋外作業機械市場も好況が継続し、欧州も同様。国内は減反政策の廃止の行方が不透明ではあるものの、東京オリンピック需要の終盤にあたり建機市場は好調を予想。これらを基礎的な要因として今期の増収増益を予想」という趣旨を会社はコメント。無難な内容と言えます。ただし注意は設定レート。1ユーロ130円の設定は問題ないものの、1米ドル110円の設定でするから、円高には少し注意が必要かも。しかし、多少円高でも米国経済の好調の裏返しと考えると、販売増でリカバーできるかもしれませんから、過度に円高に警戒する必要は今のところないと考えます。バランスシートは資産項目は現金が52億円、有形固定資産が253億円、株券30億円が主な資産。負債項目は、短期借入金が77億円、長期借入金が98億円。強靭とまでは言えないものの、文句なしに健全。それ以上に注目は売掛金です。決算期が違うので一概に比較は出来ないものの、前期末の184億円から238億円に大幅に拡大して着地しています。第1四半期はスタートダッシュに成功し上方修正期待が浮上するかもしれません。良い内容です。静かに強気でコツコツと買い場探しを続けて下さい。12/8(目標修正)12/7(インパクト不足ながらも上々の第2四半期・概況・第2四半期資料/総括&今期の見通し&中期経営計画推移・目標修正)6/21(資料と中期経営計画/前期総括&今期の決算期変更&今期予想)6/20(穀物市況上昇)6/8(いちよし証券目標株価1900円・今期決算予想と概況・中期経営計画・目標再設定)4/4(買い場到来・今期EPS120円くらいか・買い推奨再開で目標再設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1850~1900円(レシオ15倍強)②2050~2100円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2100~2200円(来期EPS145円予想しレシオ15倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1850~1900円(レシオ15倍)②2000~2050円(レシオ16倍強・1月上場来高値1981円更新)③2150円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2150~2250円(今期EPS130円予想しレシオ17倍)】とし、第1四半期確認後に再考するものとします。SP。