6817 スミダコーポ(東1) 1633円 +17円

 

6817 スミダコーポ(東1) 1633円 +17円

これも随分と下げてくれました。レシオはただいま11.4倍に低下しました。高値は17年7月の2400円、1月高値は2147円です。そこから急落し2月安値は1520円。この1600円前後をボトムと判断して、こちらもメイコー同様に本日から強気買い推奨を再開することとします。その前に決算発表を。前12月通期は、売上11%増901億円、営業益0%減62.1億円、経常4%増56.9億円、純益22%増45億円、一株純益173円(希薄化後)で着地しました。確かに悪くないもののインパクトなし。これではなかなか強気買いと行きません。注目の今期予想は、売上980億円、営業益62億円、経常54億円、純益38億円、一株純益142円の予想。これも前期比並でインパクトなし。やはりすぐに強気買いとは行きません。しかし、この減速も一時的と思います。地域セグメント状況を見ると・・・①アジア・パシフィック事業→車載関連の需要好調で、スマホ向けも好調。売上は12%増の537億円でセグメント益は14%増48.8億円。②EU事業→車載電装化で車載関連の需要好調で売上9%増ながら、銅などの素材コスト上昇でセグメント益は21%減の23.2億円。アジア地域では資源価格上昇のマイナスを受けずに、欧州だけマイナスの影響を受けているのは解せません。銅価格等の上昇とは行っても、細かに見ると、地域別の原材料在庫の確保量の違いや、ユーロ円で見た際の実効レートの違いで収益の差が出たものと思います。今期は、このコスト対応をグローバルで行い、EUでも収益の改善に結びつけることができると思います。ゆえに、明確な増益に今後上方修正することになるでしょう。一株純資産は1069円。配当は前期の45円から36円に減配ですが、上方修正すれば増配に。売掛金も前期比24億円増の194億円ですから文句なし。まずは打診買い。しばらく1500~1600円で下値固めを行ってから(平凡な今期予想ゆえにしばらくしてから見直しの動きが始まると予想)、再騰開始になると予想。ゆえに、まだ買い急ぐ必要なし。3月に十分に突入してから積極的に買い場探しを開始しても遅くないと考えます。10/30(上々の第3四半期・概況・セグメント状況・すべての目標達成済みゆえに目標再設定)7/29(上々の第2四半期ながら引き続き1700±100円押し目で強気買い方針継続)7/3(買い推奨停止・2000円から売り場探し・目標修正)6/29(慎重な投資姿勢に転換)6/20(目標修正)5/22(目標修正)5/11(目標修正)5/10(好スタート第1四半期・概況・セグメント状況・目標修正)4/19(1200円に向けての押し目で強気買い方針・1200~1300円は歴史的買い場かも)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2000~2100円(今期EPS140円予想しレシオ15倍)②2250円(今期EPS140円予想しレシオ16倍)③2350~2400円(今期EPS140円予想しレシオ17倍・年初来高値2400円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2400~2500円(来期EPS150円予想しレシオ17倍)】は再設定し直し、目標株価Ⅰ【短期目標①1800~1850円(レシオ13倍)②2100~2150円(レシオ15倍)③2400円(レシオ17倍・17年高値2400円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2400~2450円(17年高値2400円更新・今期EPS前期並の175円と予想しレシオ14倍)②2600~2700円(今期EPS前期並の175円と予想しレシオ15倍強・07年高値2525円更新)】とし、第1四半期を確認後に再設定します。SP。週末か来週に中期経営計画等に関して紹介します。