2162 nms(JQ) 1999円 +28円

 

2162 nms(JQ) 1999円 +28円

日足の最後の抵抗線2024~2100円をゆっくりと抜いて来ると想定して、このまま静かに強気買い。多分、ワールドHDやWDBに続いて同社も来週あるいは再来週にも上場来を更新するでしょう。WDB(2475)は本日4245円まであり上場来を更新(しかしすでにレシオは29倍で割高)。ワールドHDも4075円まであり上場来を更新(後でコメントします)。ワールドHDのレシオは14.6倍です。同社のレシオは15.5倍。ワールドHDと比較すると割り負けしているように見えますが、ワールドHDは不動産事業がけん引しているから、人材事業のみで比較すると同社株の方が割安顕著です。レシオで20倍まで評価して良いはずです。すると2400~2500円に向かうことができると予想します。静かな強気買いを続けて、2000円台でしっかりと動き出せば、心おきなく強気の追撃買いとします。第3四半期概況の資料を。(1)トピックス・・・業績堅調で為替差損の解消も進展。第3四半累計で営業益経常純益ともに前期比増益で進捗。また、EV関連分野に進出する開発拠点として松阪工場を開設したとコメント。3月初めに株式2分割実施し、配当は増配した。この分だとまずは株式分割の月末まで上げ続ける可能性大。(2)業績ハイライト・・・①HS事業やEMS事業が国内外の需要に支えられて計画に対し堅調に推移。②売上好調による増益だけでなく、営業外収益増加や営業外費用の減少で利益も大幅増。収益構造が徐々に筋肉質になりつつあります。為替に左右されづらい強固な収益構造の構築まであと一歩と言った感じがします。良い内容です。売上は前期比で3%減407億円ですが(不採算の深?を閉鎖したから)、営業益は1.2億円増の9.8億円で、経常は10.6億円増の11.1億円、純益も7.5億円増の9.2億円と激変。文句なし。(3)セグメント別ハイライト・・・・・①HS事業→2Qに先行投資はあったものの需要堅調。②EMS事業→不採算の深?の閉鎖で減収ながら、収益体質強化に成功して大幅増益。③PS事業→戦略的新製品投入前の今期は端境期。次期の新製品投入に向けて万端の準備を行い、新規受注獲得のための地道な営業活動を展開とのこと。(4)HS事業・・・正社員化や福利厚生を充実させて採用力向上や定着率向上に成功し、また管理体制の強化を通じて生産効率が改善し収益向上に成功。またタイやベトナムなど海外での人材ソリューションが堅調で、特にベトナムは堅調。新ソリューションの開発や研修事業開始の拠点建設の費用がありわずかに減益ながら文句なしの内容。売上126億円でセグメント益4.3億円で0.7億円減益ですが、先行投資がないなら6億円前後だったかもしれません。(5)EMS事業・・・国内工場の構造改革による収益改善に成功し、また工作機械受注の回復の追い風も受けて堅調そのもの。売上10%減ながら(中国不採算の撤退で)、セグメント益は3.8億円の5.4億円に激増。文句なし。(6)PS事業・・・時期につながる取り組みとして、電源技術を活かした「電池マネジメントシステム事業」を開始。リチウムイオン二次電池パックを開発して市場投入の準備開始。この電池パックは10月から量産化を開始する予定とのことです。(7)通期決算予想・・・売上535億円、営業益2.2億円増の12億円、経常8.3億円増の14億円、純益6億円増の11億円。しかし、この資料を読んだ印象としてはもう少し上振れしそうな感じがします。(7)感想・・・今期の業績好調のみならず、来期の大幅な増益を予想しておいて良いと考えます。通期を見ればまた予想し直しますが、この第3四半期時点での印象としては、HS事業・EMS事業・PS事業の3本柱すべてが、セグメント益で7~10億円を稼ぎそうな感じがしています。すると総計のセグメント益は21~30億円。全社費用を4.5億円と勘定すると、21~30億円マイナス4.5億円で、来期の営業益経常は16.5~25億円レンジになる可能性。25億円は無理でも16~20億円にはなれるのではと考えます。すると純益は10~13億円で一株純益は自己株式除外して勘定し115円~150円となります。16年営業益19.4億円を来期更新することになるでしょう。2/15(セグメント状況解説/HS事業&EMS事業&PS事業)2/13(文句なし第3四半期・3月通期上方修正発表・概況・増配・目標修正)2/6(目標修正)1/15(日経新聞の記事紹介・目標微修正)12/11(2200~2400円で売り場探しに変更・目標修正)12/1(2000円から売り場探し・目標修正)11/28(目標修正)11/27(1900~2000円で慎重な投資姿勢に転換を・目標修正・押せば強気買い)11/24(目標修正・押し目に注意)11/21(目標修正)11/20(目標修正)11/14(第2四半期セグメント状況の解説/HS事業&EMS事業&PS事業・十分に合格点のセグメント内容・レシオ10倍で割安顕著)11/13(上々の第2四半期・通期を上方修正・概況解説・更に通期上方修正可能性を解説・PS事業の回復は当初予定通りこれから・ざっとセグメント状況・目標修正)11/6(電池マネジメントシステム事業を始動開始・リチウムイオン二次電池パックを来年三重で量産化開始)10/25(中国現地で中国人技能実習生の育成研修実施へ)10/23(キャノンG好決算でOA機器向け電源供給好調かも)10/20(四季報予想数値とコメント内容を紹介・四季報も来期増収増益を確実視)10/17(テクノプロ23倍&アウトソーシング30倍&UT31倍&トラストT24倍)10/16(モビリティ分野向けのバッテリーパックを開発・自動車向け電源分野への進出本格化へ)10/11(目標修正)10/5(パワーサプライ社東海テレビの取材に)9/30(ミタチ産業のEMS事業好調から同社のEMS事業も好調の可能性)9/27(上方修正の強い期待・PS事業急回復急成長の可能性・目標修正)9/25(電動アシスト自動車出展・PS事業業績拡大の可能性)9/22(目標微修正)9/19(小野社長のトピックスコメントニュースリリース)9/15(目標修正)9/12(外国人技能実習生向け研修施設開設しすでに引き合い多数・目標修正)9/11(信用規制解除・3週間のうちに1500円前後の可能性も)9/6(ベトナム政府認定機関とベトナム実習生の総合支援事業で提携しグローバル化拡大へ)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1850~1950円(来期EPS150円予想しレシオ13倍・週足完全陽転回帰)②2200~2300円(来期EPS150円予想しレシオ15倍・17年上場来2230円)③2500円(来期EPS150円予想しレシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500~2550円(来期EPS150円予想しレシオ17倍)②2700円(来期EPS150円予想しレシオ18倍)】。通期を確認後に再設定。SP。