1420 サンヨーH(東1) 859円 +20円

 

1420 サンヨーH(東1) 859円 +20円

第三者割当による新株予約権の発行を引け後に発表。これを受けて今後の希薄化を警戒して、しばらく高値に進めないのかと一瞬がっかりしましたが、しかし、読んでみるとミニサプライズ。この新株予約権はUBS向けに発行します。第1回新株予約権は12000個、第2回新株予約権は10000個です。注目は、この新株予約権の行使価格です。株価が860円前後にありながら、新株予約権行使価格は第1回新株予約権行使価格が1000円の固定で、第2回の新株予約権行使価格が1200円で固定となっています。会社はもちろんのことながら、UBSも1000円及び1200円で同社株を取得しても十分に儲けが出ると判断したことになります。つまり、会社もUBSも同社の本来の株価は1000~1200円以上であって本来は当然だと言っているのも同じということです。この新株予約権行使価格設定のサプライズを受けて、S高などは無理かもしれませんが、株価水準訂正の動きを強めると判断して、明日は新規もナンピンも強気買いとします。ちなみに調達資金は24億円の予定とのことです。この24億円の資金などを元手にして何を行うかというと、ライフサポート事業を拡大するために、ロボット介護機器の開発や導入を強化加速するために使用したり、保育園や保育所、福祉施設の開設資金に使用したり、和歌山北部で手当てした大規模用地でのマンションや住宅を含む複合開発に使用するとのことです。これらの支出は30年3月から33年3月を予定とのことですが、同社は本来自前の資金だけでもこれら一連の事業推進を行うことができます。しかし、これらに手元資金を使用することによって、財務が劣化するのを回避するための保険としてこの新株予約権の発行を決めたものと思います。この点も評価できる点と考えます。ちなみに、介護ロボット関連に関して、1/29に日立とパートナシップを締結したと発表。健康維持プログラム・介護ロボット・見守りサービスなど様々なサービスや製品を共同で開発して行くとコメントされています。良いニュース。いずれにしても、この2つの新株予約権の行使価格のレンジ1000~1200円に水準訂正すると判断して、明日はこのまま強気買いとします。2/16(1月月次受注速報値はサプライズ・受注拡大明白)2/5(減益なれど評価の第3四半期・受注高受注残高水準・概況・セグメント状況・目標据置)1/30(第3四半期を予想)1/24(今第3四半期は前期比並で着地を予想・受注残や用地取得完了で来期の増収増益は確実視・びっくりの1月受注速報値)1/4(目標修正)12/20(目標修正)12/19(強靭な財務バランス・大株主構成からの思惑)12/14(11月月次受注速報順調)12/5(第2四半期資料解説追記/日立とシニア向け生活支援サービスの実証開始&その他のシニア向け生活支援サービス&戸建て住宅の戦略的商品&リニューアル流通&感想)12/4(第2四半期資料解説/業績ハイライト&損益表の概要の印象&受注状況&貸借対照表から&各セグメント状況&今期予想と感想・四半期ベース過去最高の受注残と採算性向上の可能性)11/28(介護用ロボットや大型案件販売など地味でも材料は豊富)11/21(数万坪の開発で来期の増収増益は確実のはず)11/15(第2四半期概況及びセグメント状況解説・10月月次受注速報・強靭な財務バランス)11/9(減益着地の第2四半期・しかし通期予想をわずかに上方修正・セグメント状況・受注動向・財務内容・受注動向・目標修正)10/30(第2四半期上方修正)10/16(関西地区不動産関連の大化け株候補株・9月月次受注速報)10/4(マンション販売状況と分譲住宅販売状況の紹介・いずれも順調そのもの)9/29(目標修正)9/27(和歌山15万坪以上の分譲住宅開発へ)9/26(含み資産株の側面・大手住宅メーカーと共同でビバリーヒルズなら山大規模分譲住宅開発中)9/20(8月月次受注速報・受注状況から業績進捗状況を予想・同社も下期に販売計画集中のはず・第1四半期&概況&セグメント状況)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1170円(レシオ12倍)②1250~1270円(レシオ13倍・上場来高値1266円)③1350~1400円(レシオ14倍・一株純資産超)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1450円(レシオ15倍・来期EPS110円予想しレシオ13倍)】。来期の業績予想を確認し最大目標の引き上げを含み再設定予定。SP。