2415 ヒューマン(JQ) 1981円 +81円

 

2415 ヒューマン(JQ) 1981円 +81円

第3四半期の経営成績に関する説明をまず・・・教育事業を中心としたビジネスモデルの発展と強化に努めたとコメント。また同時に経営効率化を目標にして選択と集中の施策も講じたとのこと。情報通信技術化の推進やバーチャルリアリティー研修による現場研修の強化を通じての社員のスキルアップも行ったとのこと。地道なながらも良い施策です。売上6%増585億円、営業益9%増14.1億円、経常5%増14.9億円、純益19%増8.9億円は、その地道な施策の成果と判断して良いはずです。セグメント状況は・・・・・①人材関連→重点的配分しているコンストラクション分野の人材関連サービスの受注は引き続き好調で、人材不足が同じく深刻なIT分野も海外の高度なIT人材を常時雇用して需要に対応して人材派遣サービスに注力したと。人材紹介事業では自社の「建設転職ナビ」を通じての成約が増加。業務受託もエリアや業種の絞り込みを行い組織強化を行ったとのこと。売上5%増331億円、営業益14%増4.8億円。文句なし。②教育→日本語教師養成講座や心理カウンセラー講座など社会人教育事業順調。全日制教育事業もマンガ・ゲームカレッジの在校生数が増加。児童教育事業もロボット教室の生徒数が順調に増加。国際人教育事業も日本語学校における生徒数が増加。保育園事業も3か所新設。売上8%増167億円、営業益9%増7.3億円。③介護→まだ施設建設や人員増強の費用先行で売上4%増72億円ながらも営業益は0.1億円(前期は0.1億円赤字)。④その他→ネイルサロンやアリーナ事業など。売上7%増の13億円で営業益は22%減の0.7億円。⑤感想→セグメント内容は満点とは行かないものの、十分に合格点です。主力の人材及び教育事業に限って言えば満点の内容でした。人材事業や教育事業は最終期に利益が偏重するはずですから、3月通期予想の売上9%増815億円、営業益23%増22.9億円、経常18%増23.2億円、純益43%増14.3億円、一株純益131円の達成を確実視しておいて良いと判断します。株価はすでに25日線回復済み。1/24・1631円からⅤ字回復すぎるから、来週は一服で押す可能性も。押すようなら25日線1922円に接近を昨日と同様に強気買い。昨日の高値2059円を抜けば12月高値2373円及び17年1月高値2420円更新にトライと考え、そこもそのまま強気買いとします。2/14(強気買い推奨再開・第3四半期・概況・目標再設定)1/11(17年・2000円台から慎重な投資姿勢に転換)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1950~2000円(レシオ15倍・13週線回復)②2150~2200円(レシオ17倍・最後の抵抗線抜け)③2350~2400円(17年1月高値2420円・レシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2400~2500円(17年高値2420円更新・レシオ19倍)】は、昨日の2059円で早々と短期目標①を達成したので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2150~2200円(レシオ17倍・最後の抵抗線抜け)②2350~2400円(17年1月高値2420円・レシオ18倍)③2500円(レシオ19倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500~2600円(レシオ20倍)】とし、通期を確認後に再設定します。SP。