ドル円 106円20銭 11銭円安

 

ドル円 106円20銭 11銭円安

ここまで円高になっているのに日経平均は200円近く高くなっています。とても不思議です。ただ円高ではなく、ドルの独歩安であるために、NY市場の上昇を好感して、他の主要株式市場も連動高している模様です。ただしまたやりすぎ。今後、是正の動きが出るとは思いますが、株式市場が落ち着きかけたことは重畳です。後は、個別株及び選別相場に静かに移行してくれることを待ちましょう。ところで、このドル安を見て、ひょっとすると・・・というレポートもでていました。過去の例から考察したレポートで、このドル安を起点にして世界経済は安定的な拡大期に入るのではとの内容。また当然ながらそこにはインフレを伴いながらの拡大期入りとの内容です。多分、今後、インフレを伴う経済成長の局面入りとなれると私も予想しています。しかし、今の多くのアナリストや投資家はインフレを伴う経済成長や株式市場の有り様を知りません。日本を見ても、いま第一線で活躍しているアナリストの多くはデフレの時に入社した人たちばかりです。そのインフレを目の当たりにした時には、一旦市場は混乱すると思います。その混乱で大きく売り込まれた時こそが、ここから数年の株式投資の利益獲得を確実とする絶好の買い場面と想定しています。そして、その場面は今月のこの急落の場面ではまだないと考えています。もし、このままインフレモードを強めることになれば、大きな下落は春ないし夏以降に(日本がデフレ脱却宣言を行う前後ではと考えています)訪れるのではと考えています。