日経平均CFD 21253円 +8円
日経平均の底入れがまずはいの一番に待たれるところですが、大方の決算発表を本日で通過しました。残る注目株は来週月曜に12月通期を発表する(6627)テラプローブのみとなっています。これまでのところ、決算発表の私の的中率は五分五分か、それより少し上回る程度かと自己認識しています。10~12月期は好況・不況が企業ごとにはっきりした決算でした。これはすでに人件費や材料コストがいち早くインフレモードに転換しており、そのコスト増にいち早く対応できた企業と、まだ対応途上である企業と二極分化しているためかもしれません。また、12月通期発表の企業の中には、インフレモードを警戒して保守的な今期予想を開示する企業も見受けられました。その中で今日12月通期を発表したAOITYOは減収減益の予想を発表しています。減収減益予想にした理由は述べられていますが、そういいながら上方修正を繰り返した前期と同じで減収減益の予想の理由としてはとても希薄です。減収減益の予想の本当の理由は、AOIプロあるいはTYOともども、毎度のように通期予想を保守的に発表していたDNAが統合した後も残っているとためだと思います。第1四半期発表で上方修正発表するか、強い上方修正期待の浮上で通過することができるはずです。また、(6881)キョウデンが3月通期を大幅に上方修正しました。一株純益は30円予想から40円に修正。レシオはなんと一気に10倍に低下しました。サプライズです。これらは5時からのコメント再開時に掲載して行きます。お待ちください。