3551 ダイニック(東1) 1044円 -27円

 

3551 ダイニック(東1) 1044円 -27円

第3四半期は売上0%減298億円、営業益5%増8.8億円、経常2%増10.2億円、純益28%増8.5億円、一株純益100円で着地。もうちょい増益かと予想しましたが、原材料コストの高騰や人件費上昇などの要因で10~12月期の利益はわずかに減速した模様です。それでも10~12月期の営業益は3.1億円ですから上々です(前期は3.9億円)。また、ウッドワンもそうですが、あらためて前期の10~12月期や第3四半期を見ると飛び抜けて好業績。この点を考えると前期が良すぎただけ。それと比較してこの3.1億円の営業益は立派と判断して良いはずです。前期の第4四半期期間1~3月期の営業益経常ともに3.7億円ですから、今期予想の売上410億円、営業益12.5億円、経常13.5億円、純益9.5億円、一株純益112円は、引き続き上方修正する可能性を大と判断して良いでしょう。営業益は13億円、経常で14億円、純益で10億円程度では最低でも着地すると予想します。また、更に大きく上方修正する可能性もあります。売掛金です。前期の124億円から128億円に拡大して着地していますから、1~3月期は営業益経常ともに4~5億円を稼ぐかもしれません。セグメント状況は・・・・・①印刷情報関連→売上127億円でセグメント益8.1億円(前期は8.2億円)。安定的。②住生活環境関連→売上102億円でセグメント益3.8億円(前期は3.6億円)。安定的。③包装関連→売上47億円でセグメント益2.9億円(前期は2.6億円)。④感想→インパクト不足ではあるものの、安定した収益性を堅持しています。コスト増や人件費増を吸収して安定的な利益を確保。そのうちコスト増に対しての製品の値上げを実施すれば利益は大きく拡大するはず。満点では残念ながらないものの、十分に合格点のセグメント内容。一株純資産は2430円。レシオもPBRも文句なしに割安顕著。ダイトーケミックス同様にそもそも下値ゆえに、1050~1000円を下値レンジと判断して、週明けは一旦このまま強気買いとします。強気買い回帰は25週線1147円回復の1150円から。また11月1270円さえ抜けば上げ本番入りと判断して追撃買いとします。11/18(長い持ち合いブレイクで長く急激な上げ相場に転換へ・強靭な財務バランス・有機EL関連株)11/13(下期に利益厚いから文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・通期営業益営業益ざっと14~15億円予想し一株純益130円と予想・目標修正)10/26(今期予想に関し・下期に利益偏重する特殊性あり)10/17(ダイトーケミ同様に長い時をかけ業態変身に成功)9/27(目標修正)9/20(目標修正)9/14(水分除去シートで液晶関連の出遅れ株として急騰・目標修正)9/1(8~9年もの持ち合いブレイクの気配)8/29(PBR0.4倍でレシオ8.5倍・業容拡大多角化成功企業・市場再評価がこれから開始・新製品紹介・今期予想・目標修正)8/25(スタートダッシュと言える第1四半期・概況・セグメント状況・バランスシート・目標据置)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1550~1600円(今期EPS130円予想しレシオ12倍)②1700円(今期EPS130円予想しレシオ13倍)③1800~1850円(今期EPS130円予想しレシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1850~1950円(今期EPS130円予想しレシオ15倍)②2050~2100円(今期EPS130円予想しレシオ16倍)③2200~2300円(今期EPS130円予想しレシオ17倍・一株純資産2360円)】は、今期の純益を10億円強でEPS120円と予想し直して修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(今期EPS120円予想しレシオ11倍)②1450円(今期EPS120円予想しレシオ12倍・17年高値1420円)③1550~1600円(今期EPS120円予想しレシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1700円(今期EPS120円予想しレシオ14倍・07年高値1625円)②1800円(今期EPS120円予想しレシオ15倍)③1900~1950円(今期EPS120円予想しレシオ16倍)】とし、上げ本番入りすれば120円×レシオ17倍の2000~2100円に最大目標を引き上げる予定とします。また通期を確認後に再設定し、来期増収増益なら一株純資産の2400~2500円に最大目標を引き上げる予定とします。SP。