日経平均 21582円 -1099円

 

日経平均 21582円 -1099円

まさに大幅安。日経平均の下値は22000円前後を想定していましたが、それをあっさりと下抜いて21000円前後まで下げる勢いです。この下げで日経平均の下値のめどは200日線の21000円ないし50週線の20730円に替わってしまいました。ただ、経済の基礎的な要因が変化したわけでもありません。ミニバブルがはじけたきらいはあるものの、元来がむやみやたらに高すぎただけのこと。また金利の上昇と言っても米国10年債の金利は昨日は下げています。米国金利の落ち着きや今回の急落でFRBが利上げを急がなくなることを考えると、早晩落ち着きを取り戻すと思います。すると日経平均の下値は21500~21000円を下値支持レンジとして、21500円前後か22000±500円のいずれかで下値堅め、あるいは持ち合い調整に入る可能性を有力と考えます。日経平均が小動きとなれば、好業績の個別株は再び上昇を次々と開始すると思います。また、しばらく日経平均が22000円前後か22000~21000円で動かない方が、個別株にとっては重畳です。そのような動きになれるのではと期待しています。