9305 ヤマタネ(東1) 2117円 -47円
地味な第3四半期でしたが上々です。売上6%増404億円、営業益4%増35.1億円、経常11%増33.8億円、純益14%増21.4億円、一株純益201円で着地しました。インパクトは小さいものの上々で文句なし。この第3四半期の数字から考えても、通期予想の売上2%増514億円、営業益6%減42.9億円、経常5%減38.6億円、純益6%減24.6億円、一株純益231円の上方修正を確実視して良いと予想します。ちなみに前第4四半期期間(1~3月)は営業益12億円、前々期第4四半期期間(1~3月)の営業益は同じく12億円。今期も最低でも営業益12億円を1~3月で計上すると思えるので、通期営業益は47億円以上に上方修正するか、16年3月期営業益48億円、経常41.3億円を更新し、前期の純益26.2億円を更新するかのいずれかと予想します。ゆえに一株純益は250円前後と予想して良いでしょう。文句なしです。配当は50円ですが増配の可能性も。一株純資産は3368円。セグメント状況は・・・・・①物流→荷動き全体は堅調だったものの、大口荷主との取引見直しで不動産(多分自社倉庫のことでしょう)賃料の引き下げでわずかに減収減益。売上0%減158億円、営業益1%減23.7億円。②食品→木徳神糧と同じく米穀メーカー。小売り消費者向けは取扱高減少したものの外食や量販店向けは増加。総販売量は3%増の7.4万玄米トン。売上14%増203億円、営業益2.4倍の4.4億円。やっと黒字化。インフレ加速すれば更に利益寄与するはずです。今後の業績回復に期待してみて良いと考えます。③情報→売上4%増15億円、営業益14%減0.8億円。④不動産→売上26億円、営業益9%減11.9億円。セグメント内容は満点ではないものの、主力の①②セグメントが上々の内容と数字で、また豊富な含みからの安定した賃貸収入を考えても十分に合格点の内容と数字です。12月高値2379円からの下値は75日線2133円及び25日線2170円の2100~2170円か25週線の2050円前後のいずれかを予想。ここは打診買い。2050~2000円を下値と想定して迷わず強気買いとします。また再騰サインは13週線2185円を回復し2200円で引けて点灯ゆえに、2200円以上で引ければそこも迷わず強気買いとします。ただし、まだ這うように3000円に向かって行くものと予定して、静かな強気買いを。12/14(目標修正)12/7(目標修正)11/9(目標修正)11/3(上々の第2四半期・概況・セグメント状況・バランスシート・目標据置)10/18(今後の米穀事業・含み資産評価)9/26(不二家銀座の不動産売却益191億円計上)9/1(目標修正)8/25(目標修正)8/17(目標修正)8/16(日本橋兜町7地区開発計画始動・第1四半期セグメント状況)8/6(上々のスタート第1四半期・概況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2450~2500円(レシオ11倍)②2700~2750円(レシオ12倍)③3000円(レシオ13倍・一株純資産)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3000円(今期EPS250円予想しレシオ12倍強)②3250~3300円(今期EPS250円予想しレシオ13倍・一株純資産)】はすでに今期EPSを250円予想で設定済みゆえに、目標は据え置きとし、通期を確認後に再設定する予定とします。SP。