4972 綜研化学(JQ) 2334円 -92円

 

4972 綜研化学(JQ) 2334円 -92円

文句なしの第3四半期。売上16%増219億円、営業益30%増22.2億円、経常61%増22.5億円、純益73%増17.8億円、一株純益215円で着地。この着地を受けて3月通期予想の上方修正を発表しました。売上290→300億円(前期261億円)、営業益24→29億円(前期22.8億円)、経常23→29億円(前期19億円)、純益16.5→22億円(前期13.4億円)、一株純益199円→265円。文句なしの上方修正。しかもエノモト同様に増配も発表。40円→70円に増配。明日は上げても下げても迷わず強気買いが基本なれど、同じく迷わず強気買いすべきエノモト株が今日は理不尽にも下げていることから、同社もエノモト株のように一旦押してから高値更新に向かうことも考慮して、明日の買い場探しは少し用心して。もし押すようなら2200±50円を下値と想定して2200円前後を強気買いとします。逆に、こじっかりとした動きか、2400円回復に向けて強がるようなら、そのまま静かに強気買いに転換して下さい。気配で上げて来るようなら、値ブレに注意してそのまま強気買いとします。いずれにしても上方修正でレシオ10倍2650円を通過してレシオ12~13倍の3200~3450円に上昇すると予想します。一株純資産は2650円。セグメント状況は・・・・・①ケミカルズ→中国市場で液晶ディスプレイ用途粘着剤の販売量が増加し、建材や自動車向けも堅調。微粉体製品も中国市場において光拡散フィルム用向け好調。特殊機能材も中国市場で好調。加工製品も中国の電子情報機器用に好調。死角なし。売上16%増195億円。営業益は前期比4億円増の20.5億円。利益率の10%超えも大いに評価できます。②装置システム→熱媒体油の販売は減少したものの化学業界の設備投資回復を追い風に20%増の23億円の売上で、営業益は前期の赤字から黒字に転換して1.1億円。セグメント内容も満点評価。売掛金も前期の78億円から98億円。足元の受注も好調を維持しています。エノモトなどと同じです。基本的に上げても下げても強気買いで臨んで良いはずです。1/30(寺岡製作所の好決算から考え同社も好決算のはず)1/29(目標修正)1/22(テラプローブやダイトーケミックスと類似型)12/11(目標修正)12/7(第2四半期資料解説/総括&下期の取り組み&通期見通し&中期経営計画・来期営業益25~28億円発表を予想・目標修正)11/18(有機ELの普及で同社粘着剤は息の長い需要と息の長い業績拡大の可能性・目標修正)11/6(文句なし第2四半期・通期増益転換に上方修正・2200~2100円レンジに押せば迷わず強気買い・概況/経営成績に関する説明&セグメント状況・目標据置)10/12(ASTIやダイトーケミックス同様に第2で通期上方修正期待を確認)9/27(目標修正)9/26(第2四半期上方修正発表・目標修正)9/21(中国パネル最大手企業スマホ向け有機EL量産開始で同社の中国事業拡大の可能性)9/14(液晶関連の出遅れ本命株は同社・目標修正)9/12(シャオミ画期的パネルスマホ販売開始・中国スマホ市場活性化で粘着剤需要増)9/6(やはり中国市場での受注好調の可能性が大)9/1(中国韓国のスマホ向け製品受注好調の統計発表・目標修正)8/29(目標修正)8/25(中国液晶パネル需要堅調で業績拡大の可能性)8/24(導電性ポリマー・高透明超撥水フィルム・マイクロチャンネル技術・マイクロリアクター技術・三次元細胞培養フィルムなど展示会出展)8/21(ニッチなパネル向け粘着剤市場で高シェア)8/17(3点を抜くと・目標修正)8/4(スタートダッシュに大成功第1四半期・概況・中国事業絶好調・セグメント状況・目標修正)7/26(中国市場で今後受注増期待大)7/25(有機ELの急速な普及恩恵で業績拡大の可能性)7/18(中国市場でパネル向けSKダイン及び粉体製品需要好調予想・新製品新技術①~④紹介・液晶有機EL消耗品関連の大穴有望株)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2600円(レシオ13倍・年初2614円)②2750~2800円(レシオ14倍)③2950~3000円(レシオ15倍・来期EPS230円予想しレシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3000~3200円(来期EPS230円予想しレシオ14倍)②3400~3500円(来期EPS230円予想しレシオ15倍)】は、私のEPS230円予想を上回る265円に修正したために修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2600~2650円(レシオ10倍・17年9月高値2614円更新)②2900円(レシオ11倍)③3150~3200円(12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3200円(レシオ12倍)②3400~3500円(レシオ13倍)】とします。最大目標をまだ引き上げないのは、同社が通期予想を保守的に発表する癖があるから。ゆえに、最大目標の引き上げは通期を確認してから行うこととします。SP。