1420 サンヨーH(東1) 885円 -32円
第3四半期は赤字で着地しました。売上23%減297億円、営業益2.2億円赤字(前期6.1億円)、経常2.7億円赤字(前期6.4億円)、純益2.1億円赤字(前期4.1億円)です。前期のようにマンション事業が寄与して黒字で終えるかとも期待しましたが、10~12月期に売上計上するマンション売上も少なかったようです。赤字の着地ですが気にする必要はなし。すでに短信の中で会社がコメント済みです。第3四半期累計の受注状況について触れて、受注高は9%増の426億円で、受注残高は49%増の347億円で終えることができたとコメント。今期は前期のような大型マンション物件の売上計上がないために赤字の着地ともコメント。また、住宅と同じく、マンション事業も受け渡しが第2四半期と第4四半期に集中し、今期のマンション竣工引き渡しは第4四半期に集中する予定・・・とコメント済み。ゆえに、赤字でも通期予想売上578億円、営業益32%増20.1億円、経常17%増18.2億円、純益23%増12億円、一株純益97円の達成は予定通りと言うことになります。セグメント状況は・・・・・①住宅→売上12%減153億円、営業赤字3.5億円(前期から1.7億円減)。赤字でも最終四半期に利益が集中するから悲観することもなし。②マンション→第3四半期に竣工するマンションなしゆえに低調。今期は、第4四半期に、神宮前の富裕層向けマンション「ザ・サンメゾン表参道」・大阪吹田の「サンメゾン緑地公園アベニュー」・春日市の「サンメゾン春日」・「サンメゾン姫路」の販売の売上計上の予定とのこと。これ以外にリノベーションマンションなどの売上計上を考えると、マンション事業の売上利益の計上次第では上方修正するかもしれません。マンション事業は売上40%減120億円、営業益95%減0.8億円。③その他→太陽光発電設備の売却に成功。介護ロボット事業はまだ立ち上げたばかり。売上2.7倍の23億円、営業益6.9億円(前期は赤字)。セグメント内容は手放しで評価することは出来ないものの、第4四半期につながる内容と判断して、合格点を付与しておきます。一株純資産は1250円。明日からすぐにこのまま強気買いとは行かないものの、一拍おいてから十分に強気で買い場探しを行えると判断します。ただしこの第3四半期で12月のマド828~807円に押す可能性も。明日の買い場探しは慎重に。強気買いはマドの12/11大商いの安値828円前後の850~830円で行うか、5週線回復の950円回復で行うかのいずれかとします。1/30(第3四半期を予想)1/24(今第3四半期は前期比並で着地を予想・受注残や用地取得完了で来期の増収増益は確実視・びっくりの1月受注速報値)1/4(目標修正)12/20(目標修正)12/19(強靭な財務バランス・大株主構成からの思惑)12/14(11月月次受注速報順調)12/5(第2四半期資料解説追記/日立とシニア向け生活支援サービスの実証開始&その他のシニア向け生活支援サービス&戸建て住宅の戦略的商品&リニューアル流通&感想)12/4(第2四半期資料解説/業績ハイライト&損益表の概要の印象&受注状況&貸借対照表から&各セグメント状況&今期予想と感想・四半期ベース過去最高の受注残と採算性向上の可能性)11/28(介護用ロボットや大型案件販売など地味でも材料は豊富)11/21(数万坪の開発で来期の増収増益は確実のはず)11/15(第2四半期概況及びセグメント状況解説・10月月次受注速報・強靭な財務バランス)11/9(減益着地の第2四半期・しかし通期予想をわずかに上方修正・セグメント状況・受注動向・財務内容・受注動向・目標修正)10/30(第2四半期上方修正)10/16(関西地区不動産関連の大化け株候補株・9月月次受注速報)10/4(マンション販売状況と分譲住宅販売状況の紹介・いずれも順調そのもの)9/29(目標修正)9/27(和歌山15万坪以上の分譲住宅開発へ)9/26(含み資産株の側面・大手住宅メーカーと共同でビバリーヒルズなら山大規模分譲住宅開発中)9/20(8月月次受注速報・受注状況から業績進捗状況を予想・同社も下期に販売計画集中のはず・第1四半期&概況&セグメント状況)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1170円(レシオ12倍)②1250~1270円(レシオ13倍・上場来高値1266円)③1350~1400円(レシオ14倍・一株純資産超)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1450円(レシオ15倍・来期EPS110円予想しレシオ13倍)】は1/30のコメントのように上方修正期待の浮上予想には心配したものの、文句なしの受注状況で通期予想の達成を確実視してこのまま据え置きとし、来期の業績予想を確認してから最大目標の引き上げを検討することにします。SP。