日経平均CFD 22985円 -501円
NYダウが665ドルの大幅安となっているために日経平均も海外で暴落。暴落の要因は好調な雇用統計数字と企業業績を受けてインフレ加速と金利上昇が理由。今後、日本も含めて世界の市場は、インフレが経済にとって良なのか悪なのかを確認する時間帯に突入するということになります。その確認に時間を要するとは思います。また日経平均はNYダウが高値圏で長い持ち合い調整に入る中で先の高値を更新して来ると考えています。欧米同様に日銀も出口戦略の思惑が台頭はしているものの、まだデフレの気配が残る中で出口を論じれば、折角芽生えたインフレの芽を摘んでしまいかねません。もし、この景気が腰折れせずに春以降までもってくれれば、夏場にかけて緩やかな賃金の上昇が始まり、年の後半にもデフレ脱却宣言を行うことができるのではと予想しています。それに向けて日経平均は一段高して25000~26000円にトライできるのではと考えています。ただしその前に一旦調整が必要。私はその調整を2月の中旬以降を有力と予想するから、(1356)TOPIXベア2や(1357)日経Dインバースの買いで暴落へのヘッジを推奨する予定と言いました。想定より早い下げかと少し残念のは思ったものの、多分、まだ本格的な調整ではないと思います。カラ売りの参加者も多く、市場は調整を心待ちにしていました。押し目を心待ちする人が多い時には本当の調整は起こらないものです。今始まったいる押し目から日本株が再騰して、高値を超えて行く中で、出遅れていた投資家が大挙して買い参戦して買い残・裁定残が積み上がったその時に、本格的な調整が始まると考えています。本格的な調整とは約3か月は下値を確認ないし固める動きを与儀なくされることと考えています。この下げで3月はじめか4月にかけて日経平均(個別株も当然)は再騰して、そこから調整に入るかもしれません。引き続き、売りヘッジを行う場面は2月中旬以降なのか、3月ないし4月以降なのか、来週からじっくりと観察しながら判断して行きたいと思います。ただ、この下げで、本格的な調整及び売りヘッジ作業は3月ないし4月以降になった可能性が浮上し始めたかもしれないと考え始めています。また、もう一つは、日経平均が下げたからと言って全銘柄が下げることもないはず。日経平均を無視してじりじりと上げて行く株も多数出現するはずです。私の推奨株がその逆行高を演じることが出来るかどうかも確認して行きたいと思います。