8101 クレオス(東1) 1619円 -6円

 

8101 クレオス(東1) 1619円 -6円

第3四半期は売上2%増1000億円、営業益40%増14.3億円、経常96%増14.9億円、純益14%増10.2億円、一株純益159円で着地しました。文句なし。文句なしは当然です。すでに前期並みの通期予想の営業益・経常・純益を超過して着地しています。通期予想は売上1350億円、営業益6%増14億円、経常8%増12億円、純益51%減8億円、一株純益124円です。第3四半期期間10~12月の営業益は6.7億円、経常は7億円、純益は5.4億円です。さすがにこの第3四半期期間10~12月期並みの営業益以下は無理と仮定して1~3月期の営業益経常を5億円、純益を3億円と仮定すると、通期の純益は11億円となります。一株純益は170円となります。つまり今はまだレシオ10倍にも満たないことになります。一株純資産は2980円。PBRは0.54倍となります。セグメント状況は・・・・・①繊維関連→企画提案型の婦人ファンデーションが堅調で、原糸は円安のおかげで前期並み。下着や靴下などの実用衣類は減少したものの、米国向けのアパレル用生地輸出は堅調で、アウターはレディース向けが伸長。売上10億円減の784億円でセグメント益は2.2億円増の8.3億円。製品別には好悪のまだら模様ではあるものの十分に合格点。②工業製品関連→絶好調。欧米やアジア向け添加剤堅調。国内フィルムや米国向け化学品増加。ホビーは前期並み。売上30億円増の216億円、セグメント益28%増9.5億円。③感想→セグメント内容は少し地味ではあるものの十分に合格点です。同社はこのまま強気買い。理由は株価はいまだに下値にいるから。日経平均が暴落しようがどうしようが、同社まで下げる理由も言われもなしと考え、週明けは新規もナンピンもこのまま強気買いとします。1月高値1688円を抜けば昨年来高値2270円更新に向かい始めたと判断し、心おきなく強気買いに完全転換して下さい。1/26(ダイニックと同じで順調に業態転換成功)11/17(海外事業順調拡大・半導体関連でも・通期上方修正確実視)11/7(強気推奨開始・文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・バランスシート・繊維関連企業から変身・目標設定)目標株価Ⅰ【短期目標①2200~2250円(9月年初来高値2270円)②2450~2500円(レシオ20倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500~2550円(今期EPS150円予想しレシオ17倍)②2700~2800円(今期EPS150円予想しレシオ18倍強・一株純資産2850円)③3000円(今期EPS150円予想しレシオ20倍)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2000~2050円(今期EPS170円予想しレシオ12倍)②2200~2250円(今期EPS170円予想しレシオ13倍・17年9月高値2270円)③2400~2450円(今期EPS170円予想しレシオ14倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2450~2550円(今期ないし来期EPS170円予想しレシオ15倍)②2700~2750円(今期ないし来期EPS170円予想しレシオ16倍)③2900~3000円(今期ないし来期EPS170円予想しレシオ17倍・一株純資産約3000円)】とし、通期確認後に再設定します。SP。