2714 プラマテルズ(JQ) 1043円 +22円
第3四半期は売上15%増445億円、営業益58%増9億円、経常63%増8.7億円、純益36%増5.7億円、一株純益66円。どこからどう見ても文句なしの第3四半期で着地しました。3月通期予想の売上585億円、営業益36%増10.8億円、経常31%増10.3億円、純益27%増6.7億円、一株純益78円は、わずかかもしれませんがほぼ上方修正で着地すると予想しておいて良いでしょう。一株純益を80~100円と仮定するとレシオは10~13倍。まだまだ十分に割安顕著です。配当は1円増配の18円の予定ですが、更に1円増配して19円になるかもしれません。一株純資産は1170円。この点からも文句なしに割安です。またこの10~12月期の営業益は3.2億円です。1~3月期にも同じく3億円を計上するとなれば営業益は12億円を超過することができると思います。では、3億円を1~3月期に計上できるかと言えば多分OK。理由はダイトーケミックスと同じです。売掛金です。電子債権と合わせた売掛金等は前期が159億円に対し、今期は181億円で着地しています。この数字から考えても、1~3月期も10~12月期同様に同社も好調と考えて良いはずです。ゆえにダイトーケミックスと同じく3月通期予想の上方修正を確実視しておいて良いでしょう。海外事業も順調。国内売上は前期比9%増ながら、海外の売上は前期比30%増と順調に拡大し、前期の海外売上比率31.7%から今期は35.6%に拡大しています。地味でも非の打ち所がありません。にもかかわる無反応なのは、1/26に上場来高値1240円ですでに上場来を一旦更新したから。この1240円からの下値を1000円前後か75日線960円接近の1000~970円のいずれかと考え、ここでは打診買い。強気買いは1000円割れと、25日線1080円回復となる1100円回復で行うこととします。1100円以上引けるとまた這うように静かに静かに高値を更新して行くものと予想します。12/20(目標修正)11/22(目標修正・第2四半期・概況)9/1(目標修正)8/17(目標修正)8/16(会社紹介第2弾)8/2(好スタート第1四半期・会社紹介・アジア中心にグローバル展開・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1130~1150円(一株純資産1150円・レシオ16倍)②1200円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1200~1300円(レシオ18倍)】は、短期目標の全てを達成済みゆえに修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1200~1240円(1月上場来高値1240円)②1350円(今期EPS90円予想しレシオ15倍)③1500~1550円(今期EPS90円予想しレシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1550~1600円(来期EPS100円予想しレシオ16倍)②1700円(来期EPS100円予想しレシオ17倍)】とします。来期の増収増益を確実と判断するのは、ダイトーケミックスやテラプローブなどと同じで新工場(東南アジアのコンパウンド工場など)が業績拡大に寄与すると予想するからです。SP。