6837 京写(JQ) 645円 +11円
同社の場合はダイトーケミックスと真逆です。第3四半期で業績拡大を始めたダイトーケミックスと違い、同社の場合は第2四半期の大幅増益から一転して第3四半期減益に失速。これを受けて同社の場合は通期を下方修正しました。通期は売上210億円のまま、営業益8.5→5.6億円(前期7億円)、経常8→6億円(前期7億円)、純益5.5→4億円(前期5.5億円)、一株純益38円→27円に修正。これではダメ。一旦売却して通期決算発表確認後に再度買い推奨を再開するかどうか判断します。ただ、このまま業績悪化するとは思えないので、春以降には再度強気買いの推奨再開する予定でいます。減益の理由は原材料コストの高騰。特に同社製品に必需品の銅張積層板の調達コストが銅市況の高騰で激増したため。しかし、時間をおけば徐々に調達コストを引き下げることはできるはずですから、来期はコスト吸収して業績回復に至れると予想します。とは言え、下方修正で株価は400円台に下落すると予想するので、必ず一旦売却したうえで様子見姿勢に転じておくようにして下さい。通期を確認するまで買い推奨も一旦停止しておきます。