日経平均 23291円 -337円

 

日経平均 23291円 -337円

久しぶりに、ほぼ全面安の恐怖感を多少なりとも伴う下げ相場を見たと感じているところです。株は麦踏と同じ。踏まないと(下げないと)育ちません(強い上げになりません)。この下げは次の上げを生む肥料になるはずです。そこでですが、私は昨日、(1357)日経DインバースやTOPIXベア2を暴落に備えて買い推奨する予定と言いましたが、引き続き、これらの買い入れは2月の決算発表を完全に終えてからで良いと考えています。つまり、このままズルズルと大きく下げ続けることはないと判断しています。下げても下値は22700~23000円か22700~22500円までと今は考えています。理由はその決算発表です。失望を誘う決算発表ならこのまま下げる可能性もありますが、いずれも文句なしの好決算発表が相次いでいます。割安と思う銘柄は少ないものの、それはそれぞれ物差しに違いがありますから、私が買い推奨したいとは思わなくても、好決算発表を受けて強気買いする人や、強気のカバレッジを付与するアナリストなどが、決算発表後から登場すると思います。今日の時点では好決算発表の企業数の方がはるかに優勢です。押し目のあとに1/23高値24129円に2点天井となるか、あるいは更新して行くかする再騰を日経平均も見せると予想しています。ゆえに、暴落に備える売りヘッジなどは2月の決算発表ピークを通過し終えてからで遅くないと考えています。短期筋が好決算発表株にデイトレードを仕掛けて、その後には決算発表確認後にアナリスト再評価発表で強がる株が出現し、それらが一巡してから調整の下げ相場が本格的に始まると予想しています。ゆえ、今日ないし明日の下げは、さして怖がる必要なしと考えます。