8793 NECキャピ(東1) 2412円 +45円
第3四半期は売上8%増1593億円、営業益2.3倍の119億円、経常2.3倍の119億円、純益2.1倍の56億円、一株純益261円で着地。満点の着地で文句なし。この着地で、ほぼ確実に、3月通期予想の売上2100億円、営業益2倍の125億円、経常91%増125億円、純益56%増55億円、一株純益255円を上方修正することになるはずです。となれば、44円の配当予想は増配になるとも予想します。ただし、すぐにこのまま強がるかどうかはまだ不明です。理由はこの第3四半期期間10~12月期の数字です。営業益で10億円、経常も約10億円、純益で9億円の積み増ししかありませんでした。10~12月期の低調さを嫌気して一旦押さないとも限りません。明日の動きを確認してから買い場探しするように。押すようなら2250円前後か2300~2250円で強気買いするように。今日の年初2428円を更新するようなら、引き続き這うように静かに月足最後抵抗線2650~2850円に向かうと判断して、そのまま強気買い継続とします。セグメント状況は・・・・・①賃貸割賦事業→売上2%減の1222億円ながら営業益は貸倒引当金の戻入計上し7.7億円増の36.9億円。②ファイナンス事業→配当や金利収入が増加して売上34%増の48億円で営業益は7.9億円増の25.1億円。③リサ事業→営業投資有価証券の売却に成功し売上2.1倍の168億円、営業益60.9億円増の76億円。④その他→物件売却など寄与して売上60%増154億円、営業益は減損処理を行い7.3億円減の5億円赤字。セグメント内容は満点ではないものの、ほぼ合格点です。最大の確認点である賃貸割賦事業やファイナンス事業の利益率はまだ緩慢ではあるもののじわじわと上昇中です。また、金利の上昇局面では引き続きジャックスや同社株など収益機会向上で利益が拡大できると考えます。一株純資産は5040円。営業資産残高の状況は、賃貸割賦事業が130億円増加して4626億円、ファイナンス事業は478億円増加して2556億円、リサ事業は112億円増加して637億円、その他は112億円減少して262億円。合計で前期比608億円増の8083億円の営業資産残。この点から言えることは、来期の増収増益を確実視しておいて良いのだと判断します。1/26(リース事業も今後利益率が上昇を予想)11/30(第2四半期資料解説第二弾/中期経営計画進捗状況)11/29(第2四半期資料解説第一弾/ハイライト&業績概況&事業収益&契約実行状況&総括)10/30(文句なし第2四半期・通期の上方修正・概況・セグメント状況・目標修正)10/12(目標修正)10/10(目標修正)9/13(目標修正)9/4(株主優待制度拡充・総合レポート/CSV経営実現を目指して中期経営計画/成長への取り組み紹介・目標修正)8/16(第1四半期ハイライトと実績/第1四半期の感想)7/29(スタートダッシュ成功第1四半期・概況・第2四半期及び通期予想を上方修正・目標修正)6/29(目標修正)6/14(通期資料/ハイライト&事業別契約状況&営業資産残高&資金調達状況&総括)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2500~2650円(レシオ10倍・月足最後の抵抗線)②2950~3100円(レシオ12倍・14年高値2937円更新)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3100~3200円(今期EPS350円予想しレシオ9倍)②3500円(今期EPS350円予想しレシオ10倍)③3800~3850円(今期EPS350円予想しレシオ11倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2600~2700円(月足雲上限・今期EPS300円予想しレシオ9倍)②3000~3100円(今期EPS300円予想しレシオ10倍)③3300~3400円(今期EPS300円予想しレシオ11倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3400~3600円(今期EPS300円予想しレシオ12倍)②3900~4000円(今期EPS300円予想しレシオ13倍)】とします。来期の増収増益を確認しながら最大目標を一株純資産5000円に向けて引き上げて行く方針とします。SP。