1420 サンヨーH(東1) 967円 +10円
同社は住宅事業を中心にして最終四半期(1~3月期)に利益計上が集中するために、次に発表する第3四半期はあまり材料にはならないと思います。ゆえに、2月5日発表の第3四半期で大きく上げることもない代わりに、大きく下げることもなしと考えています。前期の第3四半期は売上387億円、営業益6.1億円、経常6.4億円、純益4.1億円と黒字で着地(ちなみに通期はそれぞれ555億円・15億円・15億円・9億円)。そこでこの第3四半期を予想すると、ほぼ前期並みで着地するかもしれないと予想しています。前期の第3四半期は良と見えますが、よくよく見ると手放しでは喜べません。理由はその前の第2四半期です。第2四半期はそれぞれ、276億円・8億円・8億円・6億円です。つまり先の第3四半期期間(10~12月)は減益だったことになります。しかし、多分今期は、わずかながらでも黒字で10~12月を乗り切ったと予想しています。すると第2四半期の3.6億円・3.2億円・2.1億円から利益を積み上げて着地できるのではと考えます。それで良し。もし仮にわずかながらでも増益で着地するようなら、株価は強く上場来高値1266円更新を意識した上げを見せることになるとも予想しています。いずれにしても、ここは方向感ないゆえに打診買いです。押すようなら75日線860円ないし13週線900円に向けての押し目(900円前後)を喜々として強気買いするだけ。理由はマンションも大規模分譲住宅開発もすでに十分な開発用地の取得を終えているからで、来期の増収増益は確実だから。また25日線978円を回復して1000円で引ければ1/4高値1122円を更新して這うように静かに上場来高値1266円を目指し始めたと判断して、そこも迷わず強気買い再開を。また明日以降今日の高値978円を抜き日足陽線を連続させ始めるようなら、再騰サイン点滅開始と考え心もち強気買いを。PBRは0.7倍。レシオは10倍。まずは同社も一株純資産の1300円前後に上昇して当然のはずです。ところで1/18に12月月次の受注速報を公表。びっくりです。住宅事業の12月の受注は前年同月比30%増で4~12月の累計では前期比7%マイナスにまで縮小し始めました。マンション事業はさらに好調で、12月受注は前年同月比で37%増の大幅増で、4~12月累計でも前期比20%増と絶好調。12月の受注合計は前年同月比で33%増の大幅増を達成し、4~12月の累計比でも10%増の受注増に転換しました。文句なし。この受注増で今期予想の達成を確実視して良いと同時に、来期の増収増益も現実視して良いということになると思います。1月以降にさらに受注増となるなら、この思いをさらに強く抱いてよいということになるはずです。その可能性をまた大と考えています。1000円を回復すれば心おきなく強気買いを再開するように。1/4(目標修正)12/20(目標修正)12/19(強靭な財務バランス・大株主構成からの思惑)12/14(11月月次受注速報順調)12/5(第2四半期資料解説追記/日立とシニア向け生活支援サービスの実証開始&その他のシニア向け生活支援サービス&戸建て住宅の戦略的商品&リニューアル流通&感想)12/4(第2四半期資料解説/業績ハイライト&損益表の概要の印象&受注状況&貸借対照表から&各セグメント状況&今期予想と感想・四半期ベース過去最高の受注残と採算性向上の可能性)11/28(介護用ロボットや大型案件販売など地味でも材料は豊富)11/21(数万坪の開発で来期の増収増益は確実のはず)11/15(第2四半期概況及びセグメント状況解説・10月月次受注速報・強靭な財務バランス)11/9(減益着地の第2四半期・しかし通期予想をわずかに上方修正・セグメント状況・受注動向・財務内容・受注動向・目標修正)10/30(第2四半期上方修正)10/16(関西地区不動産関連の大化け株候補株・9月月次受注速報)10/4(マンション販売状況と分譲住宅販売状況の紹介・いずれも順調そのもの)9/29(目標修正)9/27(和歌山15万坪以上の分譲住宅開発へ)9/26(含み資産株の側面・大手住宅メーカーと共同でビバリーヒルズなら山大規模分譲住宅開発中)9/20(8月月次受注速報・受注状況から業績進捗状況を予想・同社も下期に販売計画集中のはず・第1四半期&概況&セグメント状況)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1170円(レシオ12倍)②1250~1270円(レシオ13倍・上場来高値1266円)③1350~1400円(レシオ14倍・一株純資産超)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1450円(レシオ15倍・来期EPS110円予想しレシオ13倍)】。上方修正や来期の増収増益を確実視できれば最大目標を引き上げて目標は再設定する予定。SP。