4366 ダイトーケミックス(東2) 689円 +20円

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第2四半期はまだ減益でしたが、次の第3四半期では前期比並に減益幅が縮小するか、あるいは前期比並で着地するものと予想しています。そして最終的に通期では増益に転換するというシナリオを予想しています。3月通期予想は売上は5%増125億円、営業益17%減9.5億円、経常12%減9.5億円、純益35%減10億円、一株純益93円です。しかも、減益の理由はコスト増で採算性が悪化したからでも、製品の競争力が落ちたからでももありません。今後の成長のために9億円近くの大規模設備投資を行うために減価償却費用が一時的に増加しているためと、研究員の増員と研究開発費用をこれまた9億円に拡大させたため。よく考えてみてください。研究開発費用と設備投資費用を合わせると約18億円です。同社の売上は125億円です。実に売上の10%以上を研究開発や設備投資に投じていることとなります。これ、よく考えると凄いことです。それで前期比並の利益を確保していることを考えると、更に凄いと言っても過言ではないはずです。更に、社員数は約250名です。そのうち約75名が研究者。創薬バイオの企業でさえもビックリの研究開発型の企業体です。そのうち画期的な新製品でも世に送り出すことでしょう。PBRは0.7倍でレシオも7.4倍です。やはりどう考えても割安顕著そのもの。株価は75日線を抜くことができずにいまだに上げサインの点灯に成功していません。抜けそうで抜けない動きがはや2か月。第3四半期発表を機に75日線約700円を抜き上げサインを点灯させると予想します。いずれにしても700円回復して12月高値712円を抜けてから、新規もナンピンも本格買い強気買いを開始するようにしましょう。第3四半期発表は再来週の1/31です。来週当たり第3四半期発表に期待して700円回復の動きになるかも。12/22(同社価値は多数研究者社員が蓄積した膨大な研究技術等でレシオ20倍の評価可能)12/20(ナノ粒子分散機技術確立しフィルム材料・インキ材料・液晶パネル材料・太陽電池・二次電池などの微粒子化貢献)12/12(上方修正内包しレシオ7.4倍&PBRは0.8倍・来期以降業績は急拡大予想・正味一株純益は75円×レシオ20倍で1500円・目標再設定)12/5(ファインケミカル市場好調・半導体液晶電子部品関連調整最終局面かも・正味業績好調のはず)11/20(テクニカル解説・減益予想は将来成長のための先行投資のため・新技術&新製品開発を最重要視した企業運営を行う稀有な会社・レシオ20倍評価の1800~2000円に向け上昇しても不思議なし)10/31(資料解説/今期計画等から・稀有な研究開発特化型企業であることこそ大いなる魅力)10/26(成長を確実にするために研究開発や大規模設備投資に経営資源集中)10/25(第2四半期・概況・今期設備投資は9億円近くで研究開発費用も大規模・先行投資費用で今期減益であるだけ・事業進捗は文句なしのはず・研究開発型企業・来期以降営業益15億円以上に急拡大の可能性も・目標据置)10/23(四季報記載内容の解説と私の予想)10/17(第2四半期発表で通期上方修正期待の浮上の可能性)9/27(7期連続増収増益・写真感光材メーカーから最先端技術複合体企業に構造改革に成功し大変身・時間をかけながら96年の過去最高営業益25億円等へ)9/25(第2四半期と通期の上方修正発表・更に修正の可能性・増配・目標修正)9/12(基礎技術と特殊技術で半導体液晶太陽電池二次電池など幅広い分野対応)8/31(Mipox並の評価なら1400~1500円)8/30(目標修正)8/29(レシオはサプライズ性上方修正期待を内包して10倍・PBR0.8倍・シコリは1000円近辺だけ・高利益製品保有・単体社員の半分が研究員の研究開発型企業)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①800~830円(最後の抵抗線抜け・9月高値840円・今期正味EPS75円予想しレシオ11倍)②900~930円(今期正味EPS75円予想しレシオ12倍強)③1000~1050円(今期正味EPS75円予想しレシオ14倍・17年高値1059円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1050~1100円(今期正味EPS75円予想しレシオ15倍)②1200円(今期正味EPS75円予想しレシオ16倍)③1270~1300円(今期正味EPS75円予想しレシオ17倍)】。成長拡大が確実と判断できれば最大目標を引き上げて再設定します(まずレシオ20倍の1500円に引き上げる予定)。SP。