8940 インテリックス(東1) 1206円 +11円
第2四半期資料の第二弾を。(3)重点方針・・・・・①リノヴェックスマンションの収益拡大のために首都圏エリアで収益性を第一に考え厳選した仕入と地方主要都市への市場深耕と件数拡大。②施工能力の強化のために、同業社からの受注を拡大すると同時に、リノベーションカレッジを開校しマルチベーター(多能施工技術者)の育成を図った。③不動産ソリューション分野に事業領域を広げるために、アセットシェアリング商品の多様化と販売チャネルの多様化を図り、リースバック事業も立ち上げた。(4)リノヴェックスマンション事業・・・・・首都圏には渋谷本店と横浜店を有し、地方には札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡に拠点を構築。更に広島開設に向けて準備を開始。これら地方戦略が功を奏して、首都圏では前期比0.9%減418件(第2四半期)ながら、地方は47%増の371件(第2四半期)に拡大。前期は1441件の販売件数ですから、今期はこれを大きく上回り1500~1600件に販売件数が拡大するはずです。しかも、収益性を重視した物件の仕入れを厳格化し始めているために、最大の注目点といえる利益率の上昇がこれから本格化すると考えます。(5)リノベーション内装事業・・・・・同社のインテリックス空間設計は1万9千件の施工実績を有し、スターマイカをはじめ同業者や大手不動産会社が同社の顧客という稀有な会社。ライバル企業が同社の施工能力や技術力を評価して、同社に施工発注しています。また、第2四半期資料の中で、「リノベーション品質が評価されて大手不動産会社からの施工受注が増加中で、リピート受注とリノベーション事業への新規参入の増加で新規顧客からの受注増が見込める」とコメントしています。また、この事業も地方進出を開始するためにまずは大阪支店開設したとのこと。今期以降の業績拡大はこれも必至。(6)マルチリノベーター育成プロジェクト・・・・・大工・水道・電気工事などあらゆる施工管理をこなす専門技術者の育成を地道に展開中です。そのために職人学校「リノベーションカレッジ」を開校。第1期生10名で2名が入社。4月に第2期生募集開始。社会的貢献という点からもこの地道な施策は評価できるはず。まるでワールドHDの地道な戦略を彷彿とさせます。このような施策を展開することは、企業の社会的存在意義の向上とともにワールドHD同様に息の長い成長拡大を確実とさせる下支え要因になるはずです。(7)アセットシェアリング事業・・・・・第1弾(原宿・8億円)、第2弾(横浜元町・10.5億円)、第3弾(渋谷青山・12.5億円)と完売し、第4弾として北千住19億円の販売を開始。ビジネスホテルでホテル運営会社と15年の賃貸固定契約。この注目点は金額です。徐々にアセットシェアリング商品の募集額が拡大していることがわかります。金融事業のノウハウを身に着け始めているということです。ならば、今後、大規模金融商品の組成販売を行うことでしょう。証券会社などの金融機関とタッグを組んで。ちなみにそのために博多にホテル&レジデンス「モンタン博多」を開業。じきこれをアセットシェアリング商品として販売すると思います。ちなみに京都などでも案件組成の準備を始めているとのこと。今後急成長しそうです。(8)リースバック事業と感想・・・・・同社が金融事業の進出した大きな証。売却しても住み続けられるリースバックは、東京スター銀行が先んじて開始したビジネス。このビジネスに中古マンション事業者の同社が参入したということは、すでにそのノウハウを蓄積済みであるということです。新たな形態のリノベーション企業が今ここに誕生しようとしています。今後の急成長に大いに期待して良いでしょう。来週は今週高値1237円を更新して14年高値1408円抜けに向けて更に大きく前進すると予想し、週明けも這うような静かな強気買いを継続してみてください。1/18(第2四半期資料解説/ハイライト&今期業績予想概要&今期営業益23億円以上に上方修正する可能性)1/17(目標修正)1/16(アセットシェアリング商品北千住ビジネスホテル第三弾販売開始)1/13(上々の第2四半期・概況・中古マンション事業利益率改善確認・アセットシェアリング商品絶好調・財務内容大きく改善・目標据置)12/13(アセットシェアリング商品事業大きく成長拡大の可能性・同社も今後青山財産コンサルのような業態変貌と株価評価を受けることに)12/7(これから利益率上昇して株価変化率も大に・スターマイカ並のレシオ15倍評価に目標修正)12/6(アセットシェアリング金融商品第二弾渋谷青山完売・リノベーション+不動産金融商品+ホテル開発運営+ファンド事業など展開する複合企業体に変身中)11/28(みずほ銀コミットメント契約増額し更新)11/15(複数の開発用地や物件の取得済みで独創的なリノベーション商品開発へ)10/24(ホテル&レジデンス第1号店開業・今期中に業績寄与)10/19(第1四半期資料解説/業績ハイライト&貸借対照表から&事業期間状況&今期予想に関して&重点施策&リノヴェックスマンション事業&アセットシェアリング事業&総括)10/16(目標修正)10/10(目標修正)10/7(上々のスタートの第1四半期・概況・セグメント状況・上方修正し営業益20億円台前半なら2000円台回復に株価は向かう予想)9/30(スターマイカ好決算発表でも本来の強気買いすべきは同社株・CM展開・次世代ハウスリースサービスを開始・金融関連分野に進出本格化・レシオ15倍で1600~1700円)9/7(フィスコ調査レポート第2弾/中古マンション再生流通事業等のセグメント状況と事業戦略・類似の青山財産並の評価なら株価2倍化の評価へ)9/6(ホテル&レジデンス事業の有望性・フィスコ調査レポート解説/今後5年のうちに同社の利益は激増の可能性も)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1350円(今期EPS135円予想しレシオ10倍強・13年高値1408円)②1450~1500円(今期EPS135円予想しレシオ11倍)③1600円(今期EPS135円予想しレシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1650円(今期EPS135円予想しレシオ12倍)②1750~1800円(今期EPS135円予想しレシオ13倍強)③1950~2000円(今期EPS135円予想しレシオ15倍)】。上方修正や来期増収増益を確認することになる第3四半期発表以降に最大目標の引き上げを含めて再設定する方針。SP。